「給与計算をアウトソーシング・代行する場合の料金はどのくらいだろう」と疑問を抱いていませんか?
効率化やコスト削減のために外部に委託したいと思っても、料金が予算内におさまるか不安に思うものです。
当記事では、給与計算アウトソーシングサービスをそれぞれ比較し、料金相場をサービスの種類や料金体系から徹底解説します。
分類して相場やサービスを紹介するので、自社の予算や規模に合ったサービスを見つけられるでしょう。
さらに給与計算アウトソーシングサービスを無料で体験できるお得なトライアルについても紹介します。コスト削減をしつつ、給与計算業務の効率化を目指したい方はぜひご覧ください。
ちなみにRoboRoboペイロールは、初期費用は無料&1人月額1,000円という明快な料金設定が特徴の給与計算アウトソーシングサービスです。
導入時のまとまった出費もなく、人数が増減しても無駄な支払いが発生しないのが魅力です。気になる方は下記ボタンから詳細をチェックしてみてください。
【監修者のご経歴】 社労士試験合格後、社労士事務所勤務を経て、ソフトバンクグループのシェアードサービス企業で給与計算業務に携わるとともに人事システムの保守・運用を担う。
その後、人事業務のアウトソーシングサービスを提供する企業の立上げに参画。主に業務構築、システム運用に従事。
その他、人事領域以外のアウトソーシング企業等での勤務も経験し2019年に独立。現在、人事システムの導入支援を中心に社労士としていくつかの顧問企業の労務面のサポートを行う。
給与計算アウトソーシング・代行サービスの料金体系と相場
給与計算アウトソーシングサービスの料金体系は主に4つあり、それぞれ料金相場が異なります。
料金体系ごとの相場は以下の通りです。
料金体系 | 相場 |
基本料金+オプション料金 | ・基本料金(給与計算のみ):月4〜6万円 ・オプション付き:月10〜20万円 ※どちらも従業員50名程度の場合 |
利用人数ごとに課金 | 従業員1名1,000円前後 |
稼働時間ごとに課金 | 1名1時間あたり1,500〜4,000円 |
買い切り | 4万円前後 |
以上の料金に加えて初期費用がかかる給与計算アウトソーシングサービスもあります。
導入前には継続的にかかる料金と初期費用の両方を考慮した上で、サービスを選ぶようにしてください。
また、以上の料金体系に当てはまらないサービスもあるので、比較時には留意しておきましょう。
基本料金+オプション料金
給与計算にかかる基本料金と、年末調整や社会保険の計算などのオプション料金が必要なケースです。
オプションを自社に合わせて選べるので無駄なサービスを省けますし、料金も自社にフィットさせやすいのが特徴です。
オプションを追加するかどうかで料金が大きく変化します。
また、従業員数によっても料金が変動することがあるので注意しましょう。従業員50名あたりの料金相場は以下の通りです。
実際のサービスから相場料金を調査した結果は以下の通りです。
基本料金(給与計算のみ) | オプションあり |
月4〜6万 | 月10〜20万 |
ソフトのみのサービスは料金が安い傾向にありますが、業務効率アップの効果は半減します。料金だけで判断せず、サービス内容もチェックしてください。
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サービス名 | 料金プラン | 基本料金 (50名) |
オプションあり料金 (50名) |
備考 |
給与計算業務 (社会保険労務士法人ADEPT) |
・基本料金:〜200人5万円、 201〜300人基本料金6万円/月 ・給与計算:月400円/1人 ・賞与計算:月400円/1人 ・年末調整:800円/1人 |
7万円 | ・賞与計算あり:9万円 ・年末調整あり:9万円 ・賞与計算と年末調整あり:11万円 |
給与計算代行 |
freee人事労務(freee株式会社) | ・ミニマム:5名まで月2,600円、6名以降1人月400円 ・スターター:5名まで月3,900円6名以降1人月600円 ・スタンダード:5名まで月5,200円6名以降1人月800円 ・アドバンス:5名まで月7,150円6名以降1人月1,100円 ※年払いでお得になる制度あり。上記は月払いの場合。 |
2万600円(ミニマム) ※フレックス制などは対応不可 |
・社会保険手続きあり(スターター):3万900円 ・社会保険手続きと勤怠管理あり (スタンダード):4万1,200円 ・社会保険手続きと勤怠管理と人事管理と サポート等あり(アドバンス):5万6,650円 |
給与計算ソフト |
利用人数ごとに課金
給与計算をする人数ごとに料金がかかるケースです。1人あたりの料金が決まっているため、入社や退社などで人数が変わった際にも無駄な料金がかかりません。
繁忙期に非正規雇用者が増えるなど、人数の増減が多い企業におすすめです。1人あたり月額1,000円前後が相場です。
実際のサービスにおける1人あたりの費用を調べてみました。結果は以下の通りです。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
サービス名 | 料金プラン | 50名の月額料金 | 1人あたりの 月額料金 |
RoboRoboペイロール (オープンアソシエイツ株式会社) |
1人あたり1,000円 | 5万円 | 1,000円 |
ジョブカン給与計算 (株式会社 DONUTS) |
・5名まで無料 ・6名以上1人400円/月 |
1万8,000円 | 360円 |
給与計算代行サービス (税理士法人YFPクレア) |
・【1〜8名(1社あたり)】 6営業日9,000円/月、3営業日1万2,000円/月、 1営業日1万8,000円/月 ・【9名以上(1人あたり)】 6営業日900円/月、3営業日1,200円/ 月、1営業日1,800円/月 |
・6営業日:4万5,000円 ・3営業日:6万円 ・1営業日:9万円 |
・6営業日:900円 ・3営業日:1,200円 ・1営業日:1,800円 |
ジンジャー給与 (jinjer株式会社) |
1人300円〜/月 | 1万5,000円 | 300円 |
以上の集計結果から計算すると1人あたり料金の平均は927円で、1ヶ月あたり1,000円前後です。
また、規模によって1名あたりの料金が異なるサービスもあります。たとえば、50名までは1人月1,000円だが、51名以上からは1人月1,200円などといった具合です。
仮にこのケースで従業員100名の企業が利用すると、月額料金は以下のようになります。
- 50名×1,000円=5万円
- 50名×1,200円=6万円
- 5万円+6万円=11万円
稼働時間ごとに課金
給与計算の業務を行うスタッフの稼働時間によって料金が決まるケースです。スタッフ1人あたり1時間1,500〜4,000円が相場です。
実際のサービスから時間単価を算出してみました。結果は以下の通りです。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
サービス名 | 月額料金プラン | 1時間あたりの単価 |
フジ子さん | ・PLAN20:5万1,700円 ・PLAN30:7万5,900円 ・PLAN50:10万8,900円 ・PLAN80:記載なし ・PLAN160:記載なし |
・PLAN20:2,585円 ・PLAN30:2,530円 ・PLAN50:2,178円 ・PLAN80:1,855~2,200円 ・PLAN160:1,640~2,000円 |
nene Biz | ・ライトプラン(25時間/月):10万円 ・ミドルプラン(50時間/月):15万円 |
・ライトプラン(25時間/月):4,000円 ・ミドルプラン(50時間/月):3,000円 |
SUPPORT+iA | ・月6時間プラン:3万3,000円 ・月12時間プラン:5万5,000円 ・月25時間プラン:9万9,000円 |
・月6時間プラン:5,500円 ・月12時間プラン:4,584円 ・月25時間プラン:3,936円 |
このような料金体系をとっているサービスは給与計算の業務代行が主となっています。そのほかの業務についてはオプションを自由に追加できるため、年末調整や社会保険料の計算などどこまでを委託するか検討の上で選ぶとよいでしょう。
買い切り
給与計算ができるソフトの買い切りタイプです。ソフトの機能により幅がありますが、おおよそ4万円が相場です。
一度買ってしまえばそれ以上は料金がかかりません。同じソフトを継続的に使用する場合には、料金を安く抑えられます。
ただし、ソフトのサポートがストップすれば新しいパソコンで使用できなくなる可能性もありますし、法改正に対応できないケースもあります。
給与計算アウトソーシング・代行サービスの種類
給与計算アウトソーシングサービスには以下4つの種類があります。
給与計算サービスの種類ごとに主な料金体系が異なります。また、サービスの対応範囲や法改正への対応の有無なども異なります。
給与計算アウトソーシングの料金だけでサービス選びをせず、サービスの内容も比較した上で決めるようにしましょう。
ソフト
給与計算ができるソフトを購入し、自社で給与計算を行います。
買い切りタイプとクラウド利用による人数ごとの課金制の2つの料金体系が主流です。
買い切りタイプを長く使えば料金を抑えられますが、法改正への対応などに不安があります。
またインストールが必要であり、導入の手間があります。
クラウド利用(ネット上でソフトを使う)タイプは、継続的に料金がかかりますが法改正やOSのアップデートへも対応してもらえるケースが多いです。
インストールも不要で、アカウントを発行するだけで簡単に始められるのが魅力です。
柔軟性や安心感で選ぶならクラウド利用ができるソフトがよいでしょう。
業務代行サービス(BPO)
給与計算業務を代行してくれるタイプのサービスです。依頼したい従業員の勤務情報を渡して、計算結果を受け取ります。
業務の多くを委託できるため、自社の人的リソースの余裕につながります。
人手不足や給与計算に関する知識・経験がある人材がいない企業に向いているでしょう。
ただし、その分だけ料金が高くなりやすいので注意してください。
RoboRoboペイロールは給与計算アウトソーシング代行サービスでありながら、従業員1名につき月額1,000円と手軽な料金です。
社会保険労務士による計算結果のチェックも受けられます。詳しくは無料資料ダウンロードにて確かめてください。
社会保険労務士
社会保険労務士が法律に則って給与計算をしてくれるサービスです。専門家に依頼できるので、社内に専門知識がある人材がいない場合におすすめです。
顧問契約として依頼したり、単純に給与計算業務を委託したりできます。顧問契約をする場合には通常よりも料金が高くなる傾向があります。
社会保険に関する手続き書類の作成は社会保険労務士でなければできない業務です。これらの業務も委託したい場合には、社会保険労務士のサービスを選ぶとよいでしょう。
ただし、社会保険労務士は年末調整における法定調書の作成はできません。
法定調書の作成を依頼したい場合には、別途ほかのサービスを利用したり、税理士による給与計算サービスを選んだりしてください。
税理士
税理士にも給与計算を業務委託できます。税理士はその名の通り、税金関係の手続きを行う専門家なので、年末調整や確定申告に必要な源泉徴収票の発行も依頼できます。
給与計算に加えて年末調整についての業務もアウトソーシングしたい場合に、おすすめのサービスと言えるでしょう。
ただし、税理士は社会保険・労務関係の手続きは行えません。労務関係のバックオフィス業務を依頼したい場合には、社会保険労務士による給与計算サービスを選ぶか、そのほかのアウトソーシングサービスと組み合わせるなどの対策を行ってください。
給与計算アウトソーシング・代行サービスの料金比較
給与計算アウトソーシングサービスの料金比較表は以下の通りです。
料金の安さだけなく、サービスの種類や料金体系についても考慮しながら選んでみてください。
中でもRoboRoboペイロールは、初期費用が無料・1名月額1,000円とリーズナブルで明快な料金設定です。
勤怠データの取り込み・給与計算代行・社会保険労務士による計算結果の1次チェックが受けられます。導入サポートも無料です。詳しくは無料で資料をダウンロードして確かめてみてください。
サービス名 | サービスの種類 | 料金体系・プラン | 初期費用 |
RoboRoboペイロール (オープンアソシエイツ株式会社) |
給与計算ソフト+業務代行 | 人数による課金 1名1,000円/月 |
無料 |
ジョブカン給与計算 (株式会社 DONUTS) |
給与計算ソフト | 人数による課金 ・5名まで無料 ・6名以上1人400/月 |
無料 |
給与計算代行 (社会保険労務士法人ふじまき事務所) |
社会保険労務士による業務代行 | 人数ごと課金 ・5人まで2万7,500円/月 ・6人以上2万7,500円/月 +1人増えるごとに1,100円/月 ※顧問の場合は別プラン。賞与・年末調整も別料金 |
お問い合せ |
給与計算代行サービス (税理士法人YFPクレア) |
税理士による業務代行 | 人数による課金 ・【1〜8名(1社あたり)】 6営業日9,000円/月、3営業日1万2,000円/ 月、1営業日1万8,000円/月 ・【9名以上(1人あたり)】 6営業日900円/月、3営業日1,200円/月、1営業日1,800円/月 |
無料 |
給料王 (ソリマチ株式会社) |
給与計算ソフト | 買い切り4万4,000円 法改正サポート年間3万3,000円 |
無料 |
フジ子さん (BPOテクノロジー株式会社) |
業務代行 | 稼働時間による課金 ・2時間/1週間 無料、20時間/月5万1700円、 30時間/7万5,900円、50時間/月10万8,900円 |
無料 |
ジンジャー給与 (jinjer株式会社) |
給与計算ソフト | 基本料金+オプション ・基本料金1人300円〜/月 ・オプションはお問い合わせ |
お問い合わせ |
RoboRoboペイロール(オープンアソシエイツ株式会社)
RoboRoboペイロールは、給与計算ソフトと業務代行が一体となったサービスです。
料金は、従業員1名あたり月額1,000円〜で初期費用は無料です。
社会保険労務士が監修しており、実際の計算結果もチェックを行ってくれるのでミスを防げます。
専門家に依頼できるので安心感がありつつも、料金を抑えられるのが魅力です。
RoboRoboペイロールは、導入時には個別にカウンセリングを行うなど、サポートも充実しています。
給与計算アウトソーシングサービスの利用が初めての方におすすめです。
サービスの種類 | 料金体系・プラン | 初期費用 |
給与計算ソフト+業務代行 | 人数による課金 1名1,000円/月 |
無料 |
ジョブカン給与計算(株式会社 DONUTS)
引用:ジョブカン
ジョブカンは給与計算ソフトで、従業員1名あたりの料金は月額400円で利用できます。
5名までの利用なら無料なので、小規模な企業に向いているでしょう。
有料プランの場合には最低月2,000円〜の利用となっており、500名ほどの大規模利用の場合には問い合わせが必要なので注意してください。
また、初期費用は無料ですが、導入サポートの有料オプションを購入することもできます。
サービスの種類 | 料金体系・プラン | 初期費用 |
給与計算ソフト | 人数による課金 ・5名まで無料 ・6名以上1人400/月 |
無料 |
給与計算代行(社会保険労務士法人ふじまき事務所)
社会保険労務士法人ふじまき事務所では、社会保険労務士による給与計算の代行サービスを提供しています。
人数ごとの課金であるため、規模に応じて適切なコストを設定できます。
オプションの追加も可能で、賞与計算や年末調整も依頼できるのが魅力です。
また、顧問契約を結ぶこともでき、労災申請手続きなどを依頼したり相談に乗ってもらったりできるプランもあります。
サービスの種類 | 料金体系・プラン | 初期費用 |
社会保険労務士による業務代行 | 人数ごと課金 ・5人まで2万7,500円/月 ・6人以上2万7,500円/月 +1人増えるごとに1,100円/月 ※顧問の場合は別プラン。賞与・年末調整も別料金 |
お問い合せ |
給与計算代行サービス (税理士法人YFPクレア)
引用:税理士法人YFPクレア
税理士法人YFPクレアでは、税理士による給与計算アウトソーシングサービスが受けられます。
給与計算をする人数と納期によって料金が異なるので、予算や希望納期に合わせてプランを選べます。
オプションも充実しており、マイナンバー対応や年末調整・タイムカードの集計などさまざまな業務を依頼できるのが嬉しいポイントです。
自社のニーズに合わせてカスタマイズすれば、ピッタリの依頼ができるでしょう。
サービスの種類 | 料金体系・プラン | 初期費用 |
税理士による業務代行 | 人数による課金 ・【1〜8名(1社あたり)】 6営業日9,000円/月、3営業日1万2,000円/月、1営業日1万8,000円/月 ・【9名以上(1人あたり)】 6営業日900円/月、3営業日1,200円/月、1営業日1,800円/月 |
無料 |
給料王(ソリマチ株式会社)
引用:給料王
給料王は買い切りタイプの給与計算ソフトです。1度購入してしまえばその後に料金がかかることがないので経済的です。
インストールする手間はあるものの、ネット環境が悪い時でもサクサク動くというメリットがあります。オフラインで給与計算業務をすることがある場合におすすめです。
法改正への対応についてはオプションとして年間33,000円を支払うことで、サポートを受けられます。
サービスの種類 | 料金体系・プラン | 初期費用 |
給与計算ソフト | 4万4,000円 法改正サポート年間3万3,000円 |
無料 |
フジ子さん(BPOテクノロジー株式会社)
引用:フジ子さん
フジ子さんはバックオフィス系の業務を代行してくれるサービスで、給与計算の代行も依頼できます。
スタッフの稼働時間による課金なので、依頼する業務範囲や人数によって料金が変動します。
料金は前払いになっており、支払いが済んでから業務が開始されるため、素早い納品を求めるのであれば早めに支払いを済ませるようにしましょう。
また、依頼した業務が予定の時間内に終わらない場合には、時間単価1.5倍の追加料金がかかるため注意してください。
サービスの種類 | 料金体系・プラン | 初期費用 |
業務代行 | 稼働時間による課金 ・2時間/1週間 無料、20時間/月5万1700円、 30時間/7万5,900円、50時間/月10万8,900円 |
無料 |
ジンジャー給与(jinjer株式会社)
引用:ジンジャー給与
ジンジャー給与はWeb上で給与明細の発行もできる給与計算ソフトです。基本料金とオプション料金の形式をとっており、基本料金は1名あたり月300円〜とリーズナブルです。
社会保険の手続きなどのオプションや初期費用は問い合わせが必要なため、導入前に問い合わせて最終的な料金を確認するようにしてください。
サービスの種類 | 料金体系・プラン | 初期費用 |
給与計算ソフト | 基本料金+オプション ・基本料金1人300円〜/月 ・オプションはお問い合わせ |
お問い合わせ |
人数別に給与計算アウトソーシング・代行サービスの料金を比較
本記事で紹介した7つの給与計算アウトソーシングサービスについて、人数別の料金を比較した結果は以下の通りです。
規模によりお得に利用できるサービスが異なるため、自社の規模に合わせて選んでみてください。
給与計算のみの料金を比較していますが、利用できるサービスの範囲は異なりますので備考までしっかり比較してみてください。
付随して利用できるサービスについては備考欄に記載していますので、参考にしてください。
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サービス名 | 10名の月額料金 | 50名の月額料金 | 100名の月額料金 | 備考 |
RoboRoboペイロール (オープンアソシエイツ株式会社) |
1万円 | 5万円 | 10万円 | ・給与計算代行 ・導入サポート無料 ・勤怠データ集計無料 ・社会保険労務士による1次チェック無料 |
ジョブカン給与計算 (株式会社 DONUTS) |
2,000円 | 1万8,000円 | 3万8,000円 | ・給与計算ソフト ・導入サポート有料 |
給与計算代行 (社会保険労務士法人ふじまき事務所) |
3万1,900円 | 7万5,900円 | 13万900円 | ・初期費用は要問い合わせ ・給与計算代行 ・社会保険労務士が対応 |
給与計算代行サービス (税理士法人YFPクレア) |
6営業日9,000円 3営業日1万2,000円 1営業日1万8,000円 |
6営業日4万5,000円 3営業日6万円 1営業日9万円 |
6営業日9万円 3営業日12万円 1営業日18万円 |
・給与計算代行 ・税理士が行う ・勤怠データ収集は別料金 |
給料王 (ソリマチ株式会社) |
4万4,000円 | 4万4,000円 | 4万4,000円 | ・給与計算ソフト (インストール型) |
フジ子さん (BPOテクノロジー株式会社) |
5万1,700円 (16時間ほどあまり) |
5万1,700円 (3時間ほどあまり) |
10万8,900円 (16時間ほどあまり) |
・業務代行 ・時間による課金制のため1人20分として計算 |
ジンジャー給与 (jinjer株式会社) |
3,000円 | 1万5,000円 | 3万円 | ・給与計算ソフト ・初期費用は要問い合わせ |
給与計算アウトソーシング・代行における料金以外の選び方
給与計算のアウトソーシング・代行サービスを選ぶ際、費用を気にして料金のみの比較で決定してしまう企業も少なくありません。可能な限り料金を抑えたいという気持ちはわかりますが、料金のみで選ぶと「期待していたサービスと異なった」「業務の課題解決につながらなかった」と失敗につながります。
機能やサービス対応、セキュリティ対策など、他にも比較するべき項目は他にもさまざまです。
自社に適した給与計算サービスを選びたいなら、料金以外の以下7つを意識して比較してみてください。
依頼可能な業務範囲
どこまでを外注できるのかによって選ぶ方法です。給与計算以外にも、社会保険の計算や年末調整なども外注したい場合には、対応してくれるサービスを選ぶことが重要です。
場合によっては依頼したい業務がオプションになっている可能性もあります。
外注して効率化したい業務範囲とオプションであれば料金を明らかにしておきましょう。
専門家の監修やチェック
給与計算は法律に則って行う必要があります。しかし、法律の文章は慣れないと読みにくいものですし、度重なる改正によって常に変化するので動向を追うのは大変です。
その手間を省略したいなら専門家の手を借りましょう。
社会保険労務士や税理士が監修しているソフトを利用したり、直接的に専門家がチェックしてくれるサービスを選んだりしてみてください。
サポート体制の充実度
サービス内容についての説明が明快で理解しやすいか、問い合わせ対応があるか、導入時のサポートがあるかにも注目しましょう。
サービスを導入しても、詳細がわからない点があってもやもやするのは気分が悪いですし、導入や運用がうまくいかなければ意味がないからです。
納得した上で利用でき、うまく運用するところまでサポートしてもらえるサービスを選びましょう。
セキュリティ対策
給与計算業務では、従業員の情報を扱うため情報漏洩リスクへの対策が必須です。
ソフトの利用・業務委託のどちらであっても、セキュリティ対策が十分されているかを確認するようにしてください。
ソフトであれば信頼ある規格のシステムを利用しているか、業務委託であればセキュリティ対策の取り決めを契約時にチェックすれば安心です。
法改正や体系変更への対応
法改正や給与体系の変更などに、どの程度対応してもらえるのかで選ぶ方法もあります。
これらに対応してもらえない場合、自社で作業する必要が出てきたり違うサービスの利用を検討したりする手間が発生してしまいます。
継続的にサービスを利用して業務効率を維持したい場合には、必ず確認しておきましょう。
他システムとの連携
他のシステムと連携できるかにも注目すると、サービスの導入後の手間を省けます。
たとえば、勤怠管理システムと連携できれば、勤怠情報をわざわざソフトに入力したり、代行業者に送付したりする必要がありません。
ただし、他システムと連携できるサービスであっても、システムによっては対応していない可能性もあります。
自社が現在使用しているシステムに連携しているものを選ぶと、乗り換えの手間もなくスムーズです。
事前に問い合わせを行なって、どのシステムと連携可能か聞いておきましょう。
依頼から納品までの期間
依頼してから納品までの期間にも注目してみましょう。
給与支払いにおける締日は企業によって異なり、給与日までの期間もさまざまです。締日から給与日までの期間が短い場合には、素早い納品をしてくれるサービスであるかどうかは非常に重要です。
納品スピードによって料金が変化するサービスもあるので、どのくらいで納品されるのかや料金に変動はあるかを確認するようにしてください。
給与計算アウトソーシング・代行の無料トライアルを活用しよう
給与計算アウトソーシングサービスは種類が豊富で、どれを選んだらいいのか困ることもあるでしょう。
実際に利用してみないとわからないことも多く、本当に自社に合うサービスを見つけるのは手間がかかるものです。
手間を省きたい場合には、無料トライアルの利用がおすすめです。
無料トライアルなら本契約ではないので解約・サービスの乗り換えが容易ですし、コストをかけずにお試しできるからです。
ちなみに給与計算アウトソーシングサービスであるRoboRoboペイロールなら、料金が一切かからない無料トライアルを実施しています。
社会保険労務士が監修しているソフトであり、給与計算の結果のチェックも社会保険労務士が行ってくれるので安心です。
給与計算ソフトでありながら専門家の目を通せるのが魅力です。専門家に直接依頼するより料金がリーズナブルですし、ソフトだけの利用より法的トラブルを防ぎやすくなります。
興味がある方は、まずは無料トライアルから始めてみましょう。無料トライアルをご希望の方は、以下のページより気軽にお問い合せください。
給与計算アウトソーシング・代行に委託可能な業務範囲は?
給与計算サービスは委託できる業務範囲が複数あります。依頼する際にはどこまで行ってほしいのかを明らかにしておくことが重要です。
委託可能な業務範囲は以下の6つがあります。自社が外注したい範囲を確認し、その範囲をすべて請け負ってくれるサービスを探してみてください。
給与計算
従業員の給与を計算する業務です。月給制・時給制・日給制など、給与体系に合わせて給与を計算してもらいます。
ただし、複雑な給与体系の場合や複数の給与体系が混在している場合には、対応してもらえない可能性もあります。
サービスの利用申し込みをする前に、自社の給与体系に対応してもらえるかどうか確認するようにしてください。
給与明細の発行
計算された給与を明細書として発行する業務です。
給与明細を紙に印刷してもらったり、PDFなどのデジタル書類として発行してもらったりできます。
どのような形式で発行してもらえるのかについても事前に確認しておくと安心です。
給与振り込み
計算された給与を従業員に振り込む業務です。
単純な業務ではありますが、数字の間違いなく膨大な人数の給与を振り込むとなると、かなりの手間がかかるものです。
給与振り込みまで依頼すれば給与に関わる業務の負担が減ります。人的リソースの確保にもつながるでしょう。
年末調整
年末調整の申請書を従業員から回収し、集計・データ入力などの作業を外注できます。
年末調整は給与に関わる業務の中でもかなり多くの工数がかかる作業です。外部に委託することでバックオフィス系の業務を大幅に削減できます。
社会保険料の計算
健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険の計算を外注できます。
健康保険・厚生年金は原則として毎年7月に保険料の見直しを行います。
また、雇用保険・労災保険は毎年4月から3月の1年間に支払った給与・賞与の額を集計し保険料を納付します。外注することで年次で発生する業務の繁忙が緩和されます。
人事情報管理
給与計算には従業員の氏名や生年月日、給与体系・勤務形態・勤怠状況・社会保険・銀行口座など多岐にわたる情報が必要です。
場合によっては、これらの人事情報の管理も委託できます。
給与計算ソフトの中には、人事情報管理のツールと連携してスムーズな給与計算を可能にするものもあります。
給与計算を代行する場合と内製化する場合の料金比較
「そもそも自社で給与計算を行うほうが費用対効果がいいのではないか」と考える企業の担当者もいるかもしれません。
そこで、給与計算をアウトソーシング・代行するのと自社で内製化するときの料金を比較してみました。
給与計算を内製化する場合のコスト
←スマホの方は左右にスクロールできます→
50名 | 100名 | 200名 | 300名 | ||
1)給与計算人件費 | 円/月 | 89,102 | 178,204 | 356,408 | 498,971 |
業務工数 | 人/月 | 0.25 | 0.5 | 1.0 | 1.4 |
人件費 | 円/月 | 356,408 | 356,408 | 356,408 | 356,408 |
2)給与計算ソフト | 円/月 | 20,000 | 40,000 | 80,000 | 120,000 |
単価 | 円/ID | 400 | 400 | 400 | 400 |
TOTAL【1+2】 | 円/月 | 109,102 | 218,204 | 436,408 | 547,690 |
※前提:人件費は一般労働者の平均賃金時給1,937円にて換算
※前提:給与ソフトの利用料金1名あたり400円/月にて換算
内製化における主なコストは人件費です。人件費は企業規模の変化に伴い、工数や費用が変動します。
また、企業規模が大きくなると外部委託の増加や働き方も多様化する傾向にあるため、給与体系がより複雑になることも。より業務工数が増えるため、当初の計画よりコストがかかる可能性もあります。
給与計算をアウトソーシング・代行する場合のコスト
『RoboRoboペイロール』の給与計算サービスの料金体系を例に、給与計算をアウトソーシング・代行した場合のコストを算出しました。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
50名 | 100名 | 200名 | 300名 | ||
RoboRobo利用料 | 円/月 | 50,000 | 100,000 | 180,000 | 240,000 |
単価 | 円/名 | 1000 | 1000 | 900 | 800 |
TOTAL | 円/月 | 50,000 | 100,000 | 180,000 | 240,000 |
給与計算をアウトソーシング・代行した場合、人件費だけでなく給与計算ソフトの利用料も削減できるため、組織の管理コストを中長期的な視点で最小限に抑えることが可能です。
内製化とアウトソーシング・代行のコストの比較結果
給与計算を内製化した場合とアウトソーシング・代行した場合のコスト比較が以下の通りです。
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50名 | 100名 | 200名 | 300名 | ||
削減コスト | 円/月 | 59,102 | 118,204 | 256,408 | 307,690 |
円/年 | 709,224 | 1,418,448 | 3,076,896 | 3,692,280 |
短期で見るとコスト削減の効果は小さく見えますが、年間コストで考えると小規模でも80〜100万円で大きく変わります。また、人件費やソフト利用費以外にも、採用費やシステム導入費といった関連するコストの削減も可能です。
給与計算アウトソーシング・代行を利用するメリット・デメリット
給与計算アウトソーシングサービスを利用するメリットとデメリットを紹介します。
導入に際して検討するべき事項が多く、導入を迷われた方もいるかもしれません。確かに導入の手間はかかりますが、サービスの利用によって給与計算にかかる手間を大幅に削減できます。
今一度、給与計算アウトソーシングサービス利用のメリットデメリットを確認して、導入すべきかどうか検討してみてください。
給与計算アウトソーシング・代行を利用するメリット
給与計算サービスを利用するメリットは以下の5つです。
①法律に沿って給与計算できる
給与計算アウトソーシングサービスを利用すると、法律に則った給与計算ができます。
給与計算サービスは違法行為にならないよう、法律を遵守して作られているからです。
給与計算と法律に詳しい、社会保険労務士や税理士が関わっているサービスならより安心です。
「自社で給与計算を行なっているが法的リスクに不安がある」という場合には、サービスの利用がおすすめです。
②削減につながる
給与計算アウトソーシングサービスの利用には料金がかかりますが、業務効率アップによって総合的なコスト削減につながります。
給与計算を自社で行う場合、ミスを防ぐために何重にもチェックするなど多くの手間がかかります。
手間がかかると人件費がかさみますし、給与計算の業務自体は収益を生み出さないためコストが高くなるのです。
サービスを利用して給与計算業務を委託してしまえば、従業員は収益を生み出す事業に取り組めます。
サービス利用にコストはかかりますが、削減できる人件費とコア事業へのコミットによってトータルコストの削減につながるのです。
コスト削減を目指したい場合には、給与計算サービスの利用を検討してみてください。
③人的リソースを活用しやすくなる
給与計算アウトソーシングサービスを使うと、今まで給与計算をしていた人材を違う業務に配属できます。
給与計算は締日から給与支払日までの限られた期間に忙しくなります。
しかし、この期間だけのために人材を確保するのは困難であり、担当者は給与計算だけでなく違う業務にも携わっていることがほとんどです。
この場合、給与計算ではない業務の人的リソースが不安定であり、思うように進まない可能性もあります。他の従業員の有給などが重なるなどの状況になることもあるでしょう。
そのため、給与計算サービスを利用することで、従業員が集中すべき業務を絞れるようになり、より良い人的リソースの活用ができるのです。
人的リソースの偏りによって業務に支障が出ていると感じるなら、サービス利用がおすすめです。
④災害時への備えになる
災害によって自社が被害を受けると、業務に必要なデータが消えてしまうことがあります。
しかし、給与計算を外部に委託しておけば、データがサービス提供者によって保存されるため、データが残る可能性があるのです。
データさえあれば災害からの復旧も迅速に行えますし、社内の混乱も防げます。給与計算業務の負担も少ない分、復旧に人材を投入できるのも魅力でしょう。
災害時の対策をしておきたい方は、給与計算アウトソーシングサービスを利用してみてください。
⑤働きやすさ改善につながる
給与計算アウトソーシングサービスを使うと、従業員の働きやすさ向上につながります。給与計算業務の負担が減ることで、従業員が本来力を入れるべき業務に一点集中できるからです。
複数のことを同時に行うマルチタスクでは、頭の切り替えが必要なので負担が大きいです。生産性も高まりにくく、従業員のストレスになります。
収益につながる業務への集中は自社の利益アップだけでなく、従業員にとってもプラスになるのです。
給与計算アウトソーシング・代行を利用するデメリット
給与計算サービスを利用するデメリットは、以下の2つがあります。事前に知っておくことで、回避できるようになります。
①情報漏洩のリスクがある
給与計算に関わるデータが社外に保管されるようになるため、情報漏洩リスクがあります。
情報漏洩リスクは自社で給与計算をする際にもあるもので、完全にゼロにすることはできません。
とは言え、情報漏洩はなるべく防ぎたいものです。セキュリティ対策が十分に施されたソフトを活用する、個人情報の取り扱いについての決まりが明確になっているサービスを利用するなどの工夫をしていきましょう。
②自社に給与計算ができる人材がいなくなる
外部に給与計算を委託するようになると、自社に給与計算についての知識がある人材がいなくなっていきます。
使わない知識は失われていきますし、そもそも知識や経験のある人材を採用しようとしなくなるからです。
万が一、依頼しているサービス業者がなんらかの理由で利用できなくなった場合、すぐに新たなサービスを探さなければいけません。そのため、法改正や給与体系の変化などに対応してくれるサービスを選んで対策することが大切です。
まとめ|給与計算アウトソーシング・代行の料金を比較して予算にあったものを選ぼう
給与計算アウトソーシングの料金は、体系が複数あり相場も異なります。
自社の規模や依頼したい業務範囲によってかかる料金に差が出るため、複数の料金体系にて試算する必要があります。
この記事では、料金体系ごとの相場とそれぞれの特徴を紹介したので、参考にしながら自社の状況に合うサービスを選んでみてください。
なお『RoboRoboペイロール』は、従業員1名あたり月額1,000円と給与計算アウトソーシングサービスの中でもシンプルな料金体系です。
人数が増減した場合でも、常に自社にフィットした料金でサービスを利用できます。
社会保険労務士が監修し、計算結果の1次チェックも行うため法的リスクへも備えられます。さらに国際規格であるISMSに準拠したシステムを利用しており、セキュリティ対策も万全です。
まずは詳細をチェックして導入を検討してみてください。
給与計算の料金についてよくあるQ&A
給与計算の料金についてよくある質問3つに回答していきます。
給与計算サービスの料金相場は?
給与計算サービスの料金相場は料金体系によって異なります。料金体系ごとの相場は以下の通りです。
料金体系 | 相場 |
基本料金+オプション料金 | ・基本料金(給与計算のみ):月4〜6万円 ・オプション付き:月10〜20万円 ※どちらも従業員50名程度の場合 |
人数ごとに課金 | 従業員1名あたり月1,000円前後 |
稼働時間ごとに課金 | 1名1時間あたり1,500〜4,000円 |
買い切り | 4万円前後 |
料金体系ごとの特徴や利用がおすすめなケースについては、こちらをクリックして確認してみてください。
給与計算サービスを選ぶ際の注意点は?
給与計算サービスを選ぶ際には以下7つのポイントから考えてください。
すべてをもれなく確認することで、より自社にあったサービスを見つけられます。
ただし、すべてを比較するのは時間がかかるため、手間を省きたい場合には自社にとって重要だと感じる項目を優先して比較するとよいでしょう。
気になる項目をクリックすると詳細をチェックできるので、サービス選びの際にご活用ください。
お得に給与計算サービスを使うには?
お得に給与計算サービスを使いたいのであれば、無料トライアルを利用してみましょう。給与計算サービスの中には、無料で利用してサービスをお試しできる無料トライアルを実施しているものがあります。コストをかけずに実際のサービスを利用できるため、自社に適しているかを確かめられます。
サービス選びに迷っているのであれば、無料トライアルにて給与計算業務を外注すると生産性がどう変わるのかを体験してみてください。
ちなみに『RoboRoboペイロール』なら無料トライアルを実施中です。利用してみたい人や依頼できる業務範囲などを知りたい方は、お気軽にお問合せください。