自社の給与計算業務にクラウド型ソフトの導入を検討した場合、「どのソフトを選ぶべきだろう…」「比較して自社に合うものを選びたい」と思うはず。
給与計算クラウド型ソフトは大きく3つのタイプに分けられ、自社のニーズや予算に合わせた最適なものを選ぶことが重要です。
- 人事管理機能一体型タイプ(給与計算+人事労務)
- ERPタイプ(給与計算を含む全ての企業情報を一元管理)
- 給与計算特化タイプ(給与計算機能のみ)
この記事では給与計算クラウド型ソフトを比較したい方に向けて、3つのタイプごとにおすすめの給与計算ソフトを紹介します。
給与計算クラウド型ソフトの導入を検討している方は、ぜひチェックしてくださいね。
なお、給与計算に関する利便性とリーズナブルな価格の両輪を実現するおすすめのソフトは『RoboRoboペイロール』です。
給与計算・給与明細の発行・人事情報の一元管理をワンセットで代行してもらえる便利な給与計算ソフトを、初期費用0円・ユーザー1人につき1,000円という業界トップクラスのコストパフォーマンスで提供しています。
こちらも詳しく紹介していきます。
【監修者のご経歴】
社労士試験合格後、社労士事務所勤務を経て、ソフトバンクグループのシェアードサービス企業で給与計算業務に携わるとともに人事システムの保守・運用を担う。
その後、人事業務のアウトソーシングサービスを提供する企業の立上げに参画。主に業務構築、システム運用に従事。
その他、人事領域以外のアウトソーシング企業等での勤務も経験し2019年に独立。現在、人事システムの導入支援を中心に社労士としていくつかの顧問企業の労務面のサポートを行う。
給与計算クラウド型ソフト比較おすすめ15選【タイプ別に解説】
給与計算クラウド型ソフトを比較・検討すると、想像以上に種類が豊富で「どれを選べば良いのだろう…」と混乱する方は非常に多い印象です。
実は、給与計算クラウド型ソフトは大きく以下3つのタイプに分けられます。
比較しやすいように、どんなタイプがあるのか、どんな違いがあるのか整理しましょう。
- 人事管理機能一体型タイプ(給与計算+人事労務)
- ERPタイプ(給与計算を含む全ての企業情報を一元管理)
- 給与計算特化タイプ(給与計算機能のみ)
給与計算の基本業務(給与・賞与計算、控除額計算、給与明細作成、源泉徴収票作成)は全てのタイプで対応可能です。
ただし、給与計算業務において特定の時期に対応が必要となる年末調整や、入退社を含む従業員情報の管理は、給与計算特化タイプでは対応できません。
また主に大企業や中堅企業以上を対象とするERPタイプは、人事評価や販売・在庫管理などを含めて会社経営に関わる情報の一元管理ができるシステムです。
給与計算以外の機能が多く搭載されているため、本来の目的に適さない可能性もあります。
それぞれ3タイプによる違いを表で確認していきましょう。
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人事管理機能一体型タイプ (給与計算+人事労務) | ERPタイプ (給与計算を含む全ての 企業情報を一元管理) | 給与計算特化タイプ (給与計算機能のみ) | |
給与・賞与計算 | ◯ | ◯ | ◯ |
控除額計算 | ◯ | ◯ | ◯ |
給与明細作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
源泉徴収票作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
年末調整対応 | ◯ | ◯ | |
従業員情報管理 | ◯ | ◯ | |
社会保険手続き | ◯ | ||
人事評価 | ◯ | ||
経費精算 | ◯ | ||
販売・在庫等管理 | ◯ |
機能が多いほど導入・運用コストは高く、また機能が多くても社内で使いこなせなければ意味がなくなってしまいます。
給与計算業務に関するどの業務を対応したいのか、現行で使用しているその他ツールとの互換性や導入に伴うコスト・予算など、自社で解決したい課題と合わせてさまざまな角度から検討しましょう。
なお機能面とコストの観点でバランスが取れており、当記事としてもっともおすすめするのは人事管理機能一体型タイプです。
給与計算業務の基本機能はもちろん、従業員情報管理や年末調整対応など給与計算と切り離しにくい業務も包括していながら、低コストかつ簡単な導入手続きで利用できます。
ただ一概にクラウド型給与計算ソフトと言っても、そのタイプは大きく3つに分けられます。
そこで本章では、タイプ別に給与計算クラウド型ソフトを比較しました。
気になるタイプをぜひチェックしてみてください。
人事管理機能一体型タイプ(給与計算+人事労務)
給与計算クラウド型ソフトにおける「人事管理機能一体型タイプ」を比較し、おすすめするサービスは以下の7つです。
「人事管理機能一体型タイプ」の給与計算ソフトとは、給与計算に加え従業員の入退社や従業員情報などの人事労務の管理機能を搭載しているものです。
スタートアップ含む小規模〜中規模の企業におすすめですので、該当する方はぜひチェックしてみてください。
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サービス | 初期費用 | 有料プラン(月額) | 特徴 |
RoboRoboペイロール | 0円 | ユーザー1人当たり1,000円(税抜) ※1〜10名:10,000円から利用可能 | 日給・時給・月給以外の複雑な給与 体系にも対応 社労士監修かつISMSに準拠した高い セキュリティで安心 |
freee人事労務 | 0円 | 1名400円(税抜)〜 ※5名から利用可能 | クラウド人事労務シェアNo.1 |
ジョブカン給与計算 | 0円 | ユーザー1人当たり400円 ※従業員5名までは無料プラン | 残業代や手当のルール、支給と控除の 両項目への計算式設定が自由自在 |
マネーフォワードクラウド給与 | 0円 | 個人:800円〜 法人:2,980円〜 | 他のマネーフォワードシリーズと併せ てシームレスな利用が可能 |
給与奉行クラウド | 0円〜 | 5,500円〜 | 正確で効率の良い給与計算とペーパー レスを実現 |
Jinjer給与 | 要問合せ | ユーザー1人当たり300円〜 | データベースを1つにすれば情報の更新 作業が1回で完了するのが強み |
ドレミングペイロールシステム | 要問合せ | 要問合せ | 社員のモチベーション向上・意識改革 にも繋がるようなサービスを展開 |
各ソフトを順番にご紹介します。
RoboRoboペイロール
『RoboRoboペイロール』は企業の人事・総務・経理担当者向けの給与計算クラウド型ソフトで、社内の給与計算業務を大幅に削減します。
導入企業は3,000社以上・サービス利用継続率は99.5%と高い割合を誇り、従業員数名の企業から数万名の企業まで幅広く活用されているのが特徴です。(RoboRoboシリーズ累計実績)
高品質の給与計算代行をユーザー1人あたり月額1,000円という業界トップクラスのコストパフォーマンスで提供しており、初期費用もかかりません。
社労士監修で法改正にも自動対応、さらに国際的に信頼のあるISMSに準拠した高いセキュリティが導入されており、自社に給与計算の専門知識をもつ従業員がいない企業でも、安心して利用できる給与計算クラウド型ソフトです。
サービス名 | RoboRoboペイロール |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | ユーザー1人あたり1,000円(税抜) ※1〜10名:10,000円から利用可能 |
導入実績 | 約3,000社以上 |
利用企業規模 | 数名〜数万名 |
サポート体制 | 電話・メール・Zoom・Slackなど各種コミュニケーションツールに対応 |
サポート対応時間 | 平日10:00〜18:00 ※土日祝・年末年始を除く |
その他 | 導入〜運用まで社会保険労務士がフルサポート |
※導入実績、利用企業規模はRoboRoboシリーズ累計実績
▶️『RoboRoboペイロール』の詳細を知りたい方は6章で詳しく解説しています
freee人事労務
出典:freee人事労務
『freee人事労務』は、給与計算から給与明細作成までを初めてでも簡単・確実に行える給与計算クラウド型ソフトです。
勤怠データや従業員情報から自動で給与額・控除額を計算し、給与明細の発行・配布・管理まで全てWebで完結できます。
従業員への給与明細の配布もWeb上で行うことができ、紙で配布したい場合はPDFで出力し印刷することも可能です。
誤りが許されない給与計算や手間のかかる作業を自動化かつ法令や税制に無料でアップデート対応しており、初めてや知識がない方でも簡単確実に給与計算ができます。
他社サービスで集計した勤怠データや従業員データを同期できるので、スムーズに利用開始が可能でしょう。
サービス名 | freee人事労務 |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | 1名400円(税抜)〜 ※5名から利用可能 |
導入実績 | 不明 |
利用企業規模 | 個人事業主、法人1名〜従業員201名以上 |
サポート体制 | チャット、メール、電話 |
サポート対応時間 | チャット・電話:平日10:00〜12:00/13:00〜18:00 ※電話は事前予約 メール:1〜3営業日以内に返信 ※受付は随時、土日祝日・年末年始を除く |
ジョブカン給与計算
出典:ジョブカン給与計算
『ジョブカン給与計算』は、他のジョブカンシリーズと連携し給与計算業務を自動化するクラウド型ソフトです。
勤怠情報・従業員情報・組織情報・経費精算情報など、給与計算に必要な情報を簡単に取り込むことができます。
残業代や手当のルールを無限に設定可能で、さらに支給と控除の両項目へ自由に計算式を適用させられることから、雇用契約が従業員ごとに細かく異なる場合にも利便性が高いです。
必要な帳票は自動で作成されるなど、社労士・給与計算担当者の声を基に開発した便利な機能が豊富で、給与計算担当者の負担を減らします。
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サービス名 | ジョブカン給与計算 |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | ユーザー1人につき400円 ※従業員5名までは無料プラン |
導入実績 | 30,000社以上 |
利用企業規模 | 中・小規模企業、大企業 |
サポート体制 | メール、チャット、電話 |
サポート対応時間 | 平日10:00〜17:00 |
マネーフォワードクラウド給与
『マネーフォワードクラウド給与』は、自動で給与計算を行うクラウド型ソフトです。
給与計算の対象となる従業員を自動判定し、各種保険料や所得税が自動計算されます。
大幅な業務効率化に繋がるだけでなく、インターネット環境さえあれば給与明細や源泉徴収票を受け取れることでペーパーレスやリモート化にも効果的です。
他のマネーフォワードシリーズと併せて導入すれば自社に最適なカスタマイズが可能で、従業員50名までの企業なら見積もり等は不要で利用開始できます。
チャットサポートは95%の高い満足度(2020年6月時点)を誇り、メールサポートや有償の導入サポートなど充実したサポート体制が整っているのが特徴です。
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サービス名 | マネーフォワードクラウド給与 |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | 個人:800円〜、法人:2,980円〜 |
導入実績 | 不明 |
利用企業規模 | 個人事業主、法人1名〜301名以上 |
サポート体制 | 有人チャットサポート、メール |
サポート対応時間 | チャットサポート:平日10:30~17:00 |
給与奉行クラウド
出典:給与奉行クラウド
『給与奉行クラウド』は、正確で効率の良い給与計算とペーパーレスを実現するクラウド型ソフトです。
給与計算の全ての業務をデジタル化することに加え、デジタル化に必要なプロセスと手法を提供することで確実に顧客のデジタル化を支援しています。
企業ごとの高い精度での手当計算や情報更新・データ入力など、通常の給与計算だけでなく計算結果のチェックや検算も効率的に行えるのが特徴です。
ペーパーレスでの給与明細・源泉徴収票の配布や、役所への社会保険の届出もデジタル化するため、アルバイト雇用が多い業種など人が入れ替わりやすい企業に有用でしょう。
サービス名 | 給与奉行クラウド |
初期費用 | 0円〜 |
月額利用料 | 5,500円〜 |
導入実績 | 69万社 |
利用企業規模 | 従業員1〜999人 |
サポート体制 | リモート画面共有・電話・メール |
サポート対応時間 | 平日10:00~12:00/13:00~17:00 ※⼟⽇祝⽇を除く |
Jinjer給与
出典:Jinjer給与
『Jinjer給与』は、人事情報や勤怠情報と連携し素早い給与計算を実現するクラウド型ソフトです。
従業員データの一括管理による業務効率化を実現しながら、多くの企業の命題であるペーパーレス化や多様な働き方への対応・不要なコスト削減も実現します。
データベースを1つにすれば情報の更新作業が1回で完了するのが強みで、更新に伴って変更が必要となるワークフローや給与計算情報・経費処理情報も自動連携するのが特徴です。
各データに連動して情報更新がされることで、データ活用の環境整備も可能なクラウド型ソフトと言えます。
サービス名 | Jinjer給与 |
初期費用 | 必要(個別に見積もり要) |
月額利用料 | 1人当たり300円〜 |
導入実績 | 1名〜1,001名以上 |
利用企業規模 | 1名以上(従業員が多い企業向き) |
サポート体制 | チャット、メール、電話、WEB、訪問サポート など |
サポート対応時間 | 平日10:00〜18:00(AIチャットボットは24時間365日) |
ドレミングペイロールシステム
出典:Doreming
『ドレミングペイロールシステム』は、給与計算や年末調整などをワンストップで行うことに加え、社員主導の勤怠や真面目な社員が報われるための手当や福利厚生に特化した給与計算クラウド型ソフトです。
一例として、残業する際は従業員本人がシステムから申請し、上長の承認を得た場合のみ残業として認められる制御がかかっています。
また「MySalary」と呼ばれる働いた日に働いた分だけの給与を従業員自らが振り込める制度があるなど、システムの活用によって従業員の自主性を育めるのも特徴です。
ただシステムで給与計算をするだけでなく、社内のコスト削減や社員のモチベーション向上・意識改革にも繋がるようなクラウド型ソフトと言えます。
サービス名 | ドレミングペイロールシステム |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額利用料 | 要問い合わせ |
サポート体制 | フォームでの問い合わせサポート |
サポート対応時間 | 平日9:30〜17:30 ※土日・祝日・年末年始を除く |
ERPタイプ(給与計算を含む企業情報等を一元管理)
給与計算クラウド型ソフトにおける「ERPタイプ」を比較し、おすすめするサービスは以下の6つです。
「ERPタイプ」の給与計算ソフトとは、給与計算に加え各社の経営資源要素(人・物・金・情報)を横断して管理するもので、システムによっては増収に向けた戦略立案のための機能を搭載したものもあります。
主に中規模〜大企業におすすめで、給与計算などの人事情報以外に売上・会計・プロジェクト管理・資産管理など、会社経営に関わる情報を一元管理します。
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サービス | 初期費用/ ライセンス費用 | 有料プラン (月額) | 利用企業規模 | 特徴 |
COMPANY(カンパニー) | 要見積もり | 要見積もり | 大企業 | 国内で大手法人(従業員数3,000人以上)の 3社に1社が導入 |
GLOVIAきらら 人事給与 | 45万円〜(税別) | 12,000円〜 | 中堅企業 ※年商500億未満 | 人事給与・会計・販売の業務連携をシーム レスに実現 |
スマイルワークス | 0円 | 3,000円〜 | 中小企業 | 販売管理・仕入管理・財務会計・給与計算 などのバックオフィス業務を効率化 |
ProActive C4 | 要見積もり | 15万円〜(税別) | 中小企業〜大企業 | 社内プロセスに変更がない場合は保守更新が、 コスパ良く長期的に使える |
POSITIVE(ポジティブ) | 要見積もり | 要見積もり | 大企業 | 企業グループ各社の専門性と多様性を活かし、 グループ統合の機関人事システムを構築可能 |
Clovernet ERPクラウド | 0円 | 7,500円〜 | 中小企業 | 財務会計・販売在庫・給与計算など中小企業 のバックオフィス業務を効率化 |
こちらも各ソフトについて解説していきます。
COMPANY(カンパニー)
出典:COMPANY
『COMPANY(カンパニー)』は、大手法人向けに特化した人事・給与計算業務のクラウド型ERPです。
国内で従業員数3,000人以上の大手法人の3社に1社が導入(株式会社Works Human Intelligence調べ)しており、あらゆる業種・業態の入社から退職までの労務管理を効率化します。
毎月の給与計算業務においては、元データを収集し給与額を計算・チェック処理までシステムで対応するため、自社内での対応や処理は不要です。
大手企業特有の複雑な給与制度や勤怠管理にも最適で、雇用契約の電子化やe-Gov APIを利用した社会保険の電子申請も可能である点は利便性が高いでしょう。
運用を変更した際や機能を追加拡張した場合でも、追加費用がかかりにくい(定額保守サポート)のもメリットです。
サービス名 | COMPANY(カンパニー) |
初期費用 | 要見積もり |
月額利用料 | 要見積もり |
導入実績 | ・導入大手法人グループ数:約1,200法人 ・給与計算人数:月間400万人以上 |
利用企業規模 | 大企業 |
サポート体制 | 導入支援・コンサルティング、ヘルプデスク、運用・管理 |
サポート対応時間 | 見積もり時に確認 |
GLOVIAきらら 人事給与
『GLOVIAきらら 人事給与』は人事給与・会計・販売の業務連携をシームレスに可能にしたクラウド型ERPです。
富士通グループが展開しているサービスで、売上拡大に向けて業態・販路・商品を変革する成長企業が使いやすいように設計されています。
給与計算業務を効率化することはもちろん、人事データも給与計算に使いやすい画面表示であることや給与明細は一般のA4用紙に印刷可能など、有用な点が多いです。
月額利用料の契約であり初期費用が抑えられている点も大きなメリットと言えます。
サービス名 | GLOVIAきらら 人事給与 |
基本ライセンス費用 | 450,000円~(税別) |
月額利用料 | 12,000円(その他追加オプションごとに月額またはID単位での課金制) |
導入実績 | 不明 |
利用企業規模 | 中堅企業(導入対象は年商500億未満の企業) |
サポート体制 | 電話・メール |
サポート対応時間 | 平日9:00〜17:30(土日祝日及び会社指定の休業日を除く) |
スマイルワークス
出典:スマイルワークス
『スマイルワークス』は、販売管理・仕入管理・財務会計・給与計算などのバックオフィス業務の効率化を支援するクラウド型ERPです。
中小企業共通ERP標準仕様に準拠した製品・サービスとして認証されており、企業間の取引データをクラウドでスムーズに連携できます。
さらに自社のニーズに合わせて導入したい機能を組み合わせることができるため、給与計算業務のトータルサポートを受けながらコストを抑えることも可能です。
無料お試し期間が申込日の翌月末日までのため、じっくりお試しするのも良いでしょう。
サービス名 | スマイルワークス |
初期費用 | 0円〜 |
月額利用料 | 3,000円〜(その他追加オプションごとに月額またはID単位での課金制) |
導入実績 | 不明 |
利用企業規模 | 中小企業 |
サポート体制 | 無償:メール 有償:電話(月額 5,000円 ※税別)、 導入支援(例)基本操作指導(3時間40,000円〜 ※税別) |
サポート対応時間 | メール:営業時間内(平日10:00~17:00)で順次回答 電話:平日10:00~13:00、14:00~17:00 |
その他 | クラウドランキング日経BP社主催 第10回汎用業務系SaaS部門ベストサービス受賞 |
ProActive C4
出典:ProActive C4
『ProActive C4』は、会計・人事給与・経費・勤怠管理などの業務システムで構成されるクラウド型ERPです。
製造・流通・金融・通信業界を中心に、幅広い業界を対象にサービス提供しています。
開発から導入・保守までを一貫したサポートをしており、給与計算業務については法改正に迅速に対応、日本の商慣習に適した機能が豊富です。
またProActiveには保守サポートの終了が無く、導入時のバージョンのまま利用できます。
社内プロセスに変更がない場合は保守の更新は不要であり、コストパフォーマンス良く長期的に使えるのもメリットです。
サービス名 | ProActive C4 |
初期費用 | 要見積もり |
月額利用料 | 150,000円~(税別)※会計/人事給与(5ユーザー) |
導入実績 | 6,500社、300グループ |
利用企業規模 | 中小企業〜大企業 |
サポート体制 | サポート専用サイト、担当者による個別フォロー(契約プランによって異なる) |
サポート対応時間 | 平日10:00~17:00 ※年末年始・土日祝日および会社休業日を除く |
POSITIVE(ポジティブ)
『POSITIVE(ポジティブ)』は、企業グループ各社の専門性と多様性を活かし、グループ統合の機関人事システムを構築可能なクラウド型ERPです。
企業グループをまたいで人事・給与・就業管理・ワークフロー・タレントマネジメントを管理できることで、グループ会社業務を柔軟に集約・標準化しやすくなっています。
給与計算業務に関しては、複雑な給与体系もノンカスタマイズで対応可能で、パフォーマンス性能を意識した開発方針のもと圧倒的な高速給与計算処理を実現するシステムです。
日本企業のグローバル展開にも対応しており、高い技術力と豊富な導入経験で社内体制が複雑な大手企業の課題を解決しています。
サービス名 | POSITIVE(ポジティブ) |
初期費用 | 要見積もり |
月額利用料 | 要見積もり |
導入実績 | 2,700社以上 |
利用企業規模 | 大企業 |
サポート体制 | 導入支援・コンサルティング、ヘルプデスク、運用・管理 |
サポート対応時間 | 見積もり時に確認 |
Clovernet ERPクラウド
『Clovernet ERPクラウド』は、財務会計・販売在庫・給与計算など中小企業のバックオフィス業務を効率化するクラウド型ERPです。
システム導入によって経営データや情報の統合管理と見える化を行い、ITシステム運用負荷を低減しながらバックオフィス業務の無駄を削減します。
給与計算業務に関しては、煩雑になりがちな従業員の勤怠管理・給与業務をまとめて管理可能で、事業や店舗が拡大している企業にこそ有用なシステムです。
24時間365日の入退室管理・監視と専門セキュリティ監視体制、専門スタッフによる問い合わせ対応(ヘルプデスク)により、安心して利用できるでしょう。
サービス名 | Clovernet ERPクラウド |
初期費用 | 0円〜 |
月額利用料 | 7,500円〜 |
導入実績 | 不明 |
利用企業規模 | 中小企業 |
サポート体制 | ヘルプデスク等 |
サポート対応時間 | 24時間365日 |
給与計算特化タイプ(給与計算機能のみ)
給与計算クラウド型ソフトにおける「給与計算特化タイプ」を比較し、おすすめするサービスは以下の2つです。
「給与計算特化タイプ」の給与計算ソフトとは、給与計算業務に欠かせない機能のみを搭載したシステムです。
個人事業主やスタートアップ企業におすすめで、給与計算や給与明細の作成など限られた機能を手軽に使いたい企業や事業主に向いています。
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サービス | 初期費用 | 有料プラン(月額) | 特徴 |
やよいの給与明細オンライン | 0円 | 0円〜 | 給与計算から給与明細発行までを行う。 サポートセンターが業界最大規模 |
フリーウェイ給与計算 | 0円 | 1,980円/月 ※従業員6名〜 | 給与計算業務に必要な機能にのみ絞り 込まれているのが特徴 |
該当する方はぜひチェックしてみてください。
やよいの給与明細オンライン
『やよいの給与明細オンライン』は、給与計算から給与明細発行までを行うクラウド型ソフトで、従業員情報の管理から給与計算業務までを効率化します。
プランによっては初年度無料で利用でき、困ったときは最大689席を誇る業界最大規模のカスタマーセンターからしっかりとしたサポートを受けられるのが特徴。
健康保険料・介護保険料・厚生年金・雇用保険料、所得税など、法定控除項目は各種料率の設定をするだけで自動計算、協会けんぽの保険料率改定は自動対応など、無料でも非常に便利に使えます。
気になる方は、まず初年度のみ利用してみても良いでしょう。
サービス名 | やよいの給与明細オンライン |
初期費用 | 0円 |
年額利用料 | 初年度0円〜、次年度5,400円(税別)〜 |
導入実績 | 不明 |
利用企業規模 | 従業員10名程度まで |
サポート体制 | 電話・メール・チャット・画面共有サポート ※オペレーターからの提案があった場合のみ |
サポート対応時間 | 平日9:30~12:00/13:00~17:30 ※土日祝日、会社休業日を除く |
フリーウェイ給与計算
出典:フリーウェイ給与計算
『フリーウェイ給与計算』は従業員5人までは永久無料の給与計算クラウド型ソフトです。
インターネット環境とパソコンがあれば利用開始できて、従業員5人までは無料・6人以上の企業は人数に関係なく月額1,980円という安さがウリです。
有料プランを契約するとグループ会社を含めて何社でも料金は一律で、社会保険労務士や税理士など給与計算業務を代行している方にもおすすめと言えます。
無料プランでも源泉徴収票などの法定調書や支払調書も作成可能で、操作サポートはないもののマニュアル・FAQ・AIチャット(無人)でのサポートを受けられるのが特徴です。
給与計算機能のみのクラウド型ソフトを探している方は利用してみてはいかがでしょうか。
サービス名 | フリーウェイ給与計算 |
初期費用 | 0円 |
月額利用料 | 1,980円 ※従業員5名までは無料 |
導入実績 | 不明 |
利用企業規模 | 中小企業 |
サポート体制 | チャットbot・問い合わせフォーム |
サポート対応時間 | 平日9:00~12:00、13:00~17:00 |
給与計算クラウド型ソフトの比較ポイントは4つ!
給与計算のクラウド型ソフトを比較する際は、以下の4ポイントを押さえましょう。
- ポイント①:クラウド型ソフトで給与計算を行いたい業務範囲が網羅されているか
- ポイント②:給与計算クラウド型ソフトの実績や専門性・サポート体制に問題はないか
- ポイント③:給与計算クラウド型ソフトのセキュリティレベルに問題がないか
- ポイント④:給与計算クラウド型ソフトの費用が自社の予算に見合っているか
順番に紹介します。
ポイント①:クラウド型ソフトで給与計算を行いたい業務範囲が網羅されているか
給与計算クラウド型ソフトを比較する際は、ソフトで対応したい業務範囲が網羅されているかを確認しましょう。
一概に給与計算業務といっても幅広いため、自社の課題解決に最適な給与計算ソフトを選ぶことが重要です。
毎月の給与支払・給与計算業務を含め全ての給与計算業務をソフトで行う方法以外にも、年末調整など特定の業務のみソフトを活用する方法もあります。
まずは給与計算ソフトを導入する目的・ソフトで対応する業務・具体的な費用感・導入後の社内体制など、給与計算ソフトの導入に関わる全てのことを洗い出しましょう。
そのうえでどの業務を給与計算ソフトで対応するのが自社にとって最適解となるのかを決定します。
なお各ソフトで対応可能な業務と費用はサービスによって異なります。
特にイレギュラー対応発生時における追加費用の取扱いなど、導入後に想定外の費用が発生することがあるため、契約締結前に業務範囲表をしっかりとチェックしておきましょう。
ポイント②:給与計算クラウド型ソフトの実績や専門性・サポート体制に問題はないか
給与計算クラウド型ソフトの実績と専門性・サポート体制も合わせて比較しましょう。
ここでのポイントは、各サービスの全実績件数に加えていかに自社に近い企業へサービス提供しているかを確認・比較することです。
業種や業態・従業員数など、自社に近い企業への実績が多いほど最適な給与計算ソフトである可能性が高くなります。
なお給与計算クラウド型ソフトによっては、労務管理の対応に関して社会保険労務士などの専門家が行っていないケースも存在します。
サポートが整っていることを強みとするサービスでも、サポート内容やフォロー体制について具体的に確認・比較しておくことがおすすめです。
加えて専門性が高いサービスであれば社内体制の変更など難しくなりがちな問題にもスムーズに対応してもらいやすく、コンプライアンスの観点からも安心です。
ポイント③:給与計算クラウド型ソフトのセキュリティレベルに問題がないか
給与計算クラウド型ソフトを比較する際は、候補となるソフトのセキュリティレベルを確認しましょう。
給与計算に限らず社内業務を外部利用する場合、従業員の個人情報を含む多くの自社情報を別会社に預けることになります。
これだけでも情報漏洩のリスクは高まりますが、さらにサービス提供元のセキュリティが甘いとそのリスクが格段に跳ね上がります。
そこで導入の候補である給与計算クラウド型ソフトが、どのようなセキュリティ体制を構築しているのか、個人情報保護やセキュリティ関連の「認証マーク」を獲得しているのかを確認しましょう。
セキュリティ関連の認証マークは以下の3つが代表的です。
- プライバシーマーク(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)
- ISMS(情報セキュリティーマネジメントシステム)
- オフィスセキュリティマーク
給与計算クラウド型ソフトで対応可能な業務内容や実績と合わせて、候補となるサービスにおけるセキュリティの高さも欠かさずに比較しておきましょう。
ポイント④:給与計算クラウド型ソフトの費用が自社の予算に見合っているか
前述の比較ポイント3点を踏まえ、給与計算クラウド型ソフトの費用が予算と見合っているかを検討します。
単純に費用面のみを比較するのではなく、ソフトで対応する業務や専門性・サポート体制・セキュリティの高さ・導入後に自社で行う業務にかかる人件費などを総合して考えましょう。
1章で紹介した通り給与計算クラウド型ソフトには多くの種類がありますが、本記事でもっともおすすめサービスは『RoboRoboペイロール』です。
▶️『RoboRoboペイロール』の詳細を知りたい方は6章で詳しく解説しています
クラウドとは?給与計算にクラウド型ソフトをおすすめする理由
クラウドとは、インターネットを経由して提供されているサービスを利用する手段のことです。
自社でシステムを構築し保有するオンプレミスに対して、クラウドではサービス提供事業者のデータセンター内でデータが管理されます。
クラウドの対義語として比較されやすいオンプレミスは、自社固有のカスタマイズがしやすい点が最大のメリットですが、システム保守や改修対応を自社で行う必要があり、費用面の負担も大きいという難点が併存します。
一方クラウドは独自のカスタマイズができないものの、導入が手軽であり費用が安く済む点が大きなメリットです。
クラウド | オンプレミス | |
特徴 | 既に提供されているサービスを インターネット経由で利用する | 自社専用システムを構築し利用する |
データ保管場所 | サービス提供事業者のデータセンター内 | システムを導入した企業内 (自社データセンター・サーバールームなど) |
独自のカスタマイズ | 原則難しい | 可能 |
システム保守対応 | 不要 | 自社で対応 |
導入の手軽さ | ◯(手軽に導入可能) | △(手軽に導入しにくい) |
コスト(費用) | 安い | 高い |
給与計算業務に関しては、雇用契約や社内規定・労働基準法における賃金の定めに基づき計算と支払いを行います。
勤務体系や手当など社内規定によって定められる金額が一部異なるものの、基本となる給与計算の計算式や業務の流れは各社で同一であり、システムを個別にカスタマイズをしなくても給与計算業務には事足りるはずです。
なお企業ごとに異なる項目(勤務体系や手当など)については、多くのクラウド型ツールで独自に設定できます。
費用面に関してもクラウド型は安く済むことが多いため、給与計算業務にはクラウド型ソフトの利用がおすすめといえます。
給与計算クラウド型ソフトを利用するメリット
給与計算クラウド型ソフトを利用するメリットは、以下の4点です。
具体的にみていきましょう。
メリット①:コア事業に集中できる
給与計算クラウド型ソフトを利用すると、企業が注力すべきコア事業に集中することができます。
各企業で必須かつ間違いが許されない仕事である給与計算業務ですが、直接的には企業の利益に結びつきません。
そこで社内のリソースを生産性の高い業務や売上に直結する業務に割くためにも、給与計算クラウド型ソフトを活用することは非常に有用なのです。
特に給与計算担当者が役割を兼務している場合、定型業務である給与計算よりも企業の成長に直結するコア業務に時間を使ってほしいと考える事業主は多いでしょう。
このように給与計算クラウド型ソフトの利用によって、社内の生産性を高め業績アップを目指しやすくなるのです。
メリット②:年間を通じて専門職人材と同等のリソースを確保可能に
年間を通じて専門職人材を採用するに等しいリソースを確保可能となる点も、給与計算クラウド型ソフトを利用するメリットの1つです。
給与計算業務は専門知識が必要であり、かつ特定の時期には年末調整や住民税など業務量が大幅に増えてしまいます。
人件費を削減したいなら、業務が増加するタイミングだけ専門知識を持った人材を確保し短期で業務を依頼するのが理想的でしょう。
しかし特定の時期に毎回採用活動を行うのは効率が悪く、結果として採用活動にかかる時間や労力・社内の人件費がかさんでしまうという問題があります。
そこで給与計算クラウド型ソフトを利用すると自社での採用活動が不要となり、採用コストの削減が可能です。
年末調整など時期によって追加の人員が必要となる際に採用活動をする必要がなく、かつ専門職人材であることで品質も担保でき安定的な給与計算業務の遂行につながります。
メリット③:業務の属人化回避と品質向上が同時に実現できる
給与計算クラウド型ソフトを利用すると業務の属人化を回避でき、同時に品質向上を実現できます。
1人の担当者が長期間にわたり給与計算業務に携わっていると、業務がブラックボックス化する可能性があります。
担当者本人だけが業務を把握している状態となり、担当者の不在時に他の社員が対応できませんし、担当者が退職・休職してしまうと安定的な業務遂行が難しくなるでしょう。
現行の体制で問題がなさそうに見えても、業務効率が悪い・業務手順や方法について客観的な判断ができない・長時間労働に陥りやすいなど業務品質が下がりやすい点も問題です。
このように給与計算業務を1人の担当者に頼っている状態は、企業として非常にリスクが高くなります。
給与計算クラウド型ソフトを導入すると、給与計算のプロによるチェックとサポートを受けられることで品質向上を実現しながら、同時に業務の見える化・属人化回避・長時間労働回避が可能となります。
メリット④:コスト削減につながる
給与計算クラウド型ソフトを利用することで、コスト削減につながる点も大きなメリットです。
自社で給与計算業務を行うと、手間がかかるうえに幅広い高度な知識が求められます。
問題なく業務遂行できる水準となるまでに必要な人材育成・教育費用に加え、人材が育った後も継続してシステム保守や法令改正への対応費用がかかるのです。
また万が一育てた人材が退職してしまったら、再度人材育成をする・即戦力となる人材を採用するといういずれの選択肢を採用しても追加コストが発生するでしょう。
給与計算クラウド型ソフトを導入することで、これらの育成費用や保守にかかるシステム費をまとめて圧縮できます。
そのぶん給与計算ソフトの費用がかかりますが、ソフトを利用しない場合と比較すると企業として支払う費用を大きく減らせるでしょう。
給与計算クラウド型ソフトを利用するデメリット
給与計算クラウド型ソフトを利用するデメリットは、以下の3点です。
- デメリット①:給与計算クラウド型ソフトの導入にコストがかかる
- デメリット②:給与計算クラウド型ソフトにより情報漏洩のリスクが高まる
- デメリット③:給与計算クラウド型ソフトを導入した後のノウハウは蓄積されない
メリットと合わせて確認しておきましょう。
デメリット①:給与計算クラウド型ソフトの導入にコストがかかる
給与計算クラウド型ソフトの導入・利用にはコストがかかります。
ソフトを導入しても手が空いた従業員を減らすなどの対応を行わなければ、会社が負担する費用は減らないでしょう。
しかし手の空いた人員を企業として取り組むべきコア業務に任命すれば、給与計算ソフトにかかる費用以上の利益を会社にもたらす可能性は大いにあります。
なお給与計算ソフトを導入しても、自社固有の業務や一部の業務は社内に残す方が良いケースもあるため注意が必要です。
例えば、給与計算業務でクラウド型ソフトを利用する場合、従業員情報などをソフトへ移行する前にあらかじめ社内でデータを取りまとめる必要があります。
これにより従業員からの申請に関する社内締切を前倒しする必要が出てしまい、社内フローと合わせると短納期となってしまうなど、かえって不便になる場合があるのです。
このようにソフトを導入しない方が利便性が高い場合もある点は認識しておきましょう。
コストをかけたうえに現行よりも不便になっては、給与計算ソフトを導入する意味がありません。
給与計算クラウド型ソフトを導入する際は、どのような目的で業務を利用したいのか、利用後の業務フローはどうなるのかを事前に検討しておきましょう。
デメリット②:給与計算クラウド型ソフトにより情報漏洩のリスクが高まる
給与計算クラウド型ソフトを利用すると、情報漏洩のリスクが高まってしまう危険性があります。
自社で強固なセキュリティを構築していても、給与計算クラウド型ソフトを導入する際には給与情報と合わせて社員氏名や住所など、個人情報の提出が必要です。
サービス提供元のセキュリティが甘かったりリテラシーの低い社員や担当者がいたりした場合、情報漏洩の被害を受ける可能性は否定できないでしょう。
給与計算に限った話ではありませんが、何かツールやソフトを導入したり業務をアウトソーシングしたりする場合、情報漏洩のリスクは常に付きまといます。
給与計算ソフトを導入する際は、サービス提供元が実施しているセキュリティ対策やプライバシーマークの取得有無を確認しておくことがおすすめです。
利用するソフトをしっかり比較・選定すれば、情報漏洩のリスクを極力抑えながら給与計算ソフトを利用するメリットを享受できます。
デメリット③:給与計算クラウド型ソフトを導入した後のノウハウは蓄積されない
給与計算クラウド型ソフトを利用すると、導入後にノウハウが蓄積されなくなる点はデメリットでしょう。
クラウド型ソフトの導入によって給与計算業務にかかる労力が大きく減るため、企業として把握しておくべき法改正などの知識がアップデートされなくなってしまいます。
ソフト側は自動アップデートされるため給与計算誤りなどが発生することはないものの、労務面の知識や最新情報を把握しておくことは企業活動に必須です。
そこで給与計算に関する知識をフィードバックしてくれる運営会社や、継続的に専門スタッフのサポートを受けられるクラウド型ソフトを選ぶと良いでしょう。
給与計算を簡便化しつつ、自社へのノウハウ蓄積も同時に叶うソフトやサービスを選ぶのがおすすめです。
候補にあげた給与計算ソフトのなかでも、一番おすすめしたいソフトは『RoboRoboペイロール』です。
給与計算と従業員情報の管理が同時に可能となる「人事管理機能一体型タイプ」の給与計算ソフトであり、社労士監修で手厚いサポートを受けられる点が大きな魅力です。
給与計算クラウド型ソフトならRoboRoboペイロールがおすすめ
『RoboRoboペイロール』は、一連の給与計算業務に対応するクラウド型ソフトです。
導入企業は3,000社以上・サービス利用継続率は99.5%と高い割合を誇り、従業員数名の企業から数万名の企業まで幅広く活用されています。(RoboRoboシリーズ累計実績)
本章では、全ての企業に最適な給与計算クラウド型ソフトである『RoboRoboペイロール』について以下の流れで解説します。
RoboRoboペイロールの魅力
『RoboRoboペイロール』の魅力は、大きく以下の4つです。
順番に見ていきましょう。
魅力①:給与計算・一次チェック作業をアウトソーシング
『RoboRoboペイロール』は、毎月の給与計算結果を給与計算のプロが1次チェックすることで労働基準法に則った給与計算を実現しています。
また社内の給与体系が変更となる際など社会保険労務士による詳細な対応を希望される場合は、『RoboRoboペイロール』が提携する社会保険労務士の紹介を受けられます。
社会保険労務士監修のクラウド型ソフトを利用しながら給与に関するトータルサポートを受けられる点は『RoboRoboペイロール』の大きな魅力です。
魅力②:社労士により法改正情報を迅速に反映
労働基準法の改正内容を迅速に反映する点も『RoboRoboペイロール』の魅力です。
給与計算クラウド型ソフトである『RoboRoboペイロール』では、労働基準法改正に伴い情報変更や更新が必要となった場合、遅滞なく自動反映します。
自社での改修等は不要であるため、給与計算の専門知識をもつ従業員がいなくても安心して導入できるでしょう。
またサービスの導入から運用まで、社会保険労務士による以下のようなフルサポートを受けられます(対応時間は土日祝・年末年始を除く平日10:00〜18:00)。
- 法改正情報を含む社会保険労務士の有資格者による企業担当者へのサポート
- 電話・メール・オンライン会議など、相談内容に応じて柔軟に対応
『RoboRoboペイロール』のお客様サポート担当は、社会保険労務士の有資格者です。
システム導入後もメール・電話・Webにて引き続きサポートを受けられるのは、『RoboRoboペイロール』の嬉しい特徴です。
魅力③:国際基準の高いセキュリティ
『RoboRoboペイロール』は、国際基準の高いセキュリティで機密情報を管理・保護しています。
国際的に信頼のあるISMSに準拠したシステムを利用しており、セキュリティ対策も万全です。
給与計算を含めて自社業務をアウトソーシングする際は、常に情報漏洩リスクが付きまといます。
『RoboRoboペイロール』ならセキュリティ対策は万全ですので、情報漏洩リスクを極力抑えながら利用が可能です。
魅力④:給与計算・給与明細・人事情報の一元管理
『RoboRoboペイロール』を活用すると、クラウド上で給与計算・給与明細・人事情報の一元管理が可能となります。
固定時間制・変形労働時間制・フレックスタイム制・裁量労働制など、全ての勤務体系に対応可能なのは他社にはない魅力でしょう。
さらに勤務体系ごとに締め日が異なるなど、複雑な勤務体系にも柔軟に対応できます。
また管理画面上で給与明細や入社・退社を含めた従業員の情報をクラウド上で一元管理でき、人事情報管理ソフトとしても活用可能です。
このように『RoboRoboペイロール』を導入すれば、給与計算に関する情報の一元管理が可能となります。
気になる方はぜひ一度資料請求してみてはいかがでしょうか。
RoboRoboペイロール利用の流れ
『RoboRoboペイロール』の契約から運用開始までの流れは次の通りです。
運用開始まで最短1ヶ月とスピーディな導入も目指せます。
ご検討の方はぜひチェックしてみてください。
STEP1:ヒアリング
まずは自社の給与計算に関してヒアリングを受けます。
社内の人事規定や勤怠管理など給与計算に必要な情報を共有し、専門家を交えて『RoboRoboペイロール』における運用計画を立てていきます。
STEP2:給与計算テスト(管理画面設定~連携テスト)
次にヒアリング時に共有した内容をもとに『RoboRoboペイロール』の管理画面へ反映します。
『RoboRoboペイロール』では、各企業が使用している勤怠管理システムと連携してデータを読み取り給与計算を行う仕組みです。
過去数ヶ月分の給与計算テストを行い、計算内容に間違いがないことを確認します。
STEP3:運用開始
給与計算のテスト内容に問題がなければ、『RoboRoboペイロール』の運用を開始します。
運用開始後の給与計算は、期間内の勤怠データがクラウド上に自動読み込みされることで実施されます。
さらに給与計算結果は社会保険労務士の1次チェックが入るため安心です。
計算結果に問題がなければ、『RoboRoboペイロール』の管理画面へ給与明細が反映されます。
企業規模や契約内容によって異なりますが、最短1ヶ月でスピーディな運用開始が可能です。
『RoboRoboペイロール』が気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
RoboRoboペイロールの料金
『RoboRoboペイロール』では、初期費用が一切かかりません。
さらに高品質の給与計算ソフトをユーザー1人あたり月額1,000円という業界トップクラスのコストパフォーマンスで提供しています。
他社の給与計算クラウド型ソフトでは、利用開始前のヒアリングなどに対して初期費用が発生することが多いでしょう。
『RoboRoboペイロール』なら給与計算代行・給与明細発行・人事情報管理ソフトのすべてを1名あたり1,000円+初期費用0円で利用できるという破格の料金設定です。
また他社の給与計算クラウド型ソフトでは、各ソフトごとに細かくオプション料金が決まっているケースも存在します。
一方『RoboRoboペイロール』では徹底して分かりやすくリーズナブルな料金設定にこだわっています。
他社サービスでは給与計算に必要な機能が細分化されており、オプションとして個別に手続きが必要となるサービスが多いなか、『RoboRoboペイロール』は給与計算業務に必要な機能が全て盛り込まれています。
このため、導入企業における手続きや費用の管理が簡単な点も魅力の1つです。
まとめ|給与計算クラウド型ソフトはRoboRoboペイロールがおすすめ!
給与計算クラウド型ソフトのおすすめや比較ポイント、ソフト導入のメリットデメリットなどを解説しました。
クラウド型の給与計算ソフトは「人事機能一体型タイプ」「ERPタイプ」「給与計算特化タイプ」の大きく3種類に分けられます。
自社の課題やソフトで対応する業務範囲・費用感などを把握し、どのソフト導入が最適なのか事前にしっかりと比較しましょう。
給与計算クラウド型ソフトを導入すれば、専門知識が必要かつ煩雑な給与計算業務を圧倒的に効率化でき、法令改正への対応も簡単です。
また年間を通じて給与計算に長けている専門職人材の確保が可能となり、コア事業への集中や自社人材の有効活用が可能となります。
本記事でもっともおすすめする『RoboRoboペイロール』は、初期費用0円・ユーザー1人につき1,000円という業界トップクラスのリーズナブルな料金体系を実現する給与計算クラウド型ソフトです。
社会保険労務士が監修しており、導入後も引き続き給与計算のプロからサポートを受けられます。
給与計算クラウド型ソフトを比較・検討している方は、この機会に『RoboRoboペイロール』をぜひ活用してみてください。
給与計算クラウド型ソフトの比較に関するよくあるQ&A
最後に、給与計算クラウド型ソフトに関するよくある質問を紹介します。
- Q1.給与計算クラウド型ソフトのおすすめは?
- Q2.給与計算クラウド型ソフトの比較ポイントは?
- Q3.給与計算にクラウド型ソフトをおすすめする理由は?
- Q4.給与計算クラウド型ソフトを利用するメリットは?
- Q5.給与計算クラウド型ソフトを利用するデメリットは?
気になる項目があればチェックしてみてください。
Q1.給与計算クラウド型ソフトのおすすめは?
給与計算クラウド型ソフトを比較し、当記事としておすすめするサービスは以下の通りです。
クラウド型の給料計算ソフトは大きく3種類に分かれますので、自社のニーズや予算と合わせて比較し、最適なものを選びましょう。
- 人事管理機能一体型タイプ(給与計算+人事労務)
- RoboRoboペイロール
- freee人事労務
- ジョブカン給与計算
- マネーフォワードクラウド給与
- 給与奉行クラウド
- Jinjer給与
- ドレミングペイロールシステム
- ERPタイプ(給与計算を含む企業情報等を一元管理)
- COMPANY(カンパニー)
- GLOVIAきらら 人事給与
- スマイルワークス
- ProActive C4
- POSITIVE(ポジティブ)
- Clovernet ERPクラウド
- 給与計算特化タイプ(給与計算機能のみ)
- やよいの給与明細オンライン
- フリーウェイ給与計算
なお当記事でもっともおすすめする給料計算クラウド型ソフトは『RoboRoboペイロール』です。
『RoboRoboペイロール』には、以下のような特徴があります。
- 給料計算・一次チェック作業をアウトソーシング
- 社労士により法改正情報を迅速に反映
- 国際基準の高いセキュリティ
- 給与計算・給与明細・人事情報の一元管理
毎月の給与計算結果を給与計算のプロが1次チェックすることで労働基準法に則った給料計算を実現、社労士監修でサポートが手厚く、労働基準法の改正にも迅速に対応しています。
さらに国際的に信頼のあるISMSに準拠したシステムを利用しており、万全のセキュリティ体制で給与計算・給与明細・人事情報の一元管理が可能です。
業界トップクラスの品質かつ手厚いサポートにも関わらず、初期費用0円・ユーザー1人あたり月額1,000円と高いコストパフォーマンスで給与計算代行を提供しています。
少数から大企業まで幅広い企業規模に対応可能で、給与計算クラウド型ソフトを検討している方にもっともおすすめするシステムです。
Q2.給与計算クラウド型ソフトの比較ポイントは?
給与計算クラウド型ソフトを比較・検討するなら、以下のポイントを押さえましょう。
- クラウド型ソフトで給与計算を行いたい業務範囲が網羅されているか
- 給与計算クラウド型ソフトの実績や専門性・サポート体制に問題はないか
- 給与計算クラウド型ソフトのセキュリティレベルに問題がないか
- 給与計算クラウド型ソフトの費用が自社の予算に見合っているか
給与計算クラウド型ソフトの導入により、社内の負担を減らしつつ自社に最適なサービスを受けられるのかは重要なポイントです。
そのためにも上記ポイントを中心に給与計算クラウド型ソフトを比較し、負担する費用とサービス内容が見合うのかを総合的に判断しましょう。
社会保険労務士が監修している給与計算クラウド型ソフトである『RoboRoboペイロール』では、高品質のサポートと強固なセキュリティ体制で給与計算・給与明細・人事情報を一元管理するのが魅力です。
さらに初期費用0円・ユーザー1人あたり月額1,000円という業界トップクラスのコストパフォーマンスで給与計算業務を効率化します。
Q3.給与計算にクラウド型ソフトをおすすめする理由は?
自社でシステム構築して利用するオンプレミス型と比較すると、クラウド型は導入が簡単で費用も安く済むからです。
給与計算業務では、雇用契約や社内規定・労働基準法における賃金の定めに基づき計算と支払いを行います。
勤務体系や手当など社内規定によって定められる金額が一部異なるものの、基本となる給与計算の計算式や業務の流れは各社で同一であり、システムの独自カスタマイズは原則不要です。
なお企業ごとに異なる項目(勤務体系や手当など)については、多くのクラウド型ツールで独自に設定できるため問題ありません。
クラウド型は比較的安価で手軽に導入できるため、給与計算業務にはクラウド型ソフトの利用をおすすめしています。
Q4.給与計算クラウド型ソフトを利用するメリットは?
給与計算クラウド型ソフトを利用するメリットは、以下の4点です。
- コア事業に集中できる
- 年間を通じて専門職人材を確保可能に
- 業務の属人化回避と品質向上が同時に実現できる
- コスト削減につながる
給与計算クラウド型ソフトを利用するとサービスの利用料がかかるものの、その金額を上回る上記メリットを享受できます。
給与計算業務は各企業で必須かつ間違いが許されない仕事ですが、直接的には企業の利益に結びつきません。
給与計算クラウド型ツールの導入により給与計算を行っていた人材を注力すべきコア事業にアサインできますし、さらに業務品質向上や属人化回避・通年での人材確保・コスト削減も可能となります。
このように給与計算クラウド型ソフトを導入・利用することで、かかる費用以上のメリットを享受できるのです。
『RoboRoboペイロール』は社会保険労務士が監修した給与計算クラウド型ソフトで、スタートアップ企業から大手企業まで約3,000社への導入実績があります。
給与計算に限った話ではありませんが、何かツールやソフトを導入したり業務をアウトソーシングしたりする場合、情報漏洩のリスクは常に付きまといます。
給与計算ソフトを導入する際は、サービス提供元が実施しているセキュリティ対策やプライバシーマークの取得有無を確認しておくことがおすすめです。
Q5.給与計算クラウド型ソフトを利用するデメリットは?
給与計算クラウド型ソフトを利用するデメリットは、以下の3点です。
- 給与計算クラウド型ソフトの導入にコストがかかる
- 給与計算クラウド型ソフトにより情報漏洩のリスクが高まる
- 給与計算クラウド型ソフトを導入した後のノウハウは蓄積されない
給与計算クラウド型ソフトの導入・利用にはコストがかかりますが、手の空いた人員を企業のコア業務に任命すれば、ソフトにかかる費用を回収できる可能性は大いにあります。
またソフト導入により企業として把握しておくべき法改正などの知識が乏しくなることを防ぐため、給与計算に関する情報をフィードバックしてくれる運営会社や、継続的に専門スタッフのサポートを受けられるクラウド型ソフトを選ぶと良いでしょう。
なお給与計算ソフトを導入する際は情報漏洩のリスクを最小限に抑えるべく、ソフトのセキュリティ対策やプライバシーマークの取得有無を比較しておくことも大切です。