給与計算代行・委託の料金相場は？コストパフォーマンスの高いサービスも紹介

「給与計算代行・委託サービスの料金相場を知りたい」
「相場と比較して格安な給与計算代行を導入したい」

と思っていませんか？

給与計算代行サービスの料金は従業員数や委託内容によって異なりますが、従業員50名あたりの相場は月額50,000円～60,000円です。

初期費用と基本料金の有無や料金はサービスによってさまざまであることが分かりました。

ただし、給与計算代行サービスは格安なら良いというわけではありません。

委託できる業務範囲や特徴を確認し、費用対効果の高いサービスを選ぶことが大切です。

本記事では、給与計算代行・委託サービスの料金相場を解説したうえで、実際のサービスを比較しています。

コストパフォーマンスに優れた『RoboRoboペイロール』も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

給与計算代行・委託の料金相場は？コストパフォーマンスの高いサービスも紹介

伊藤大祐

【監修者のご経歴】

社労士試験合格後、社労士事務所勤務を経て、ソフトバンクグループのシェアードサービス企業で給与計算業務に携わるとともに人事システムの保守・運用を担う。
その後、人事業務のアウトソーシングサービスを提供する企業の立上げに参画。主に業務構築、システム運用に従事。
その他、人事領域以外のアウトソーシング企業等での勤務も経験し2019年に独立。現在、人事システムの導入支援を中心に社労士としていくつかの顧問企業の労務面のサポートを行う。

1.給与計算の代行・委託とは？

給与計算の代行・委託とは、給与計算業務を外部委託することです。

「給与計算代行サービス」や「給与計算アウトソーシングサービス」などとも呼ばれています。

ここでは給与計算の代行・委託サービスについて詳しく解説します。

• 給与計算の代行・委託とは①代行・委託できる業務範囲
• 給与計算の代行・委託とは②給与計算代行サービスの種類

給与計算の代行・委託とは①代行・委託できる業務範囲

一般的に給与計算を代行・委託できる範囲は以下の通りです。

サービスによっては、給与計算に必要な人事情報管理や、住民税更新業務などがセットになっている場合もあります。

給与計算の代行・委託とは②給与計算代行サービスの種類

給与計算の代行・委託サービスは主に以下の4つに分けられ、特徴が異なります。

対象の企業規模は、中小企業のみ、大企業のみなど限定されているケースもあるため確認しておきましょう。

給与計算を代行する目的や、委託したい業務範囲を明確にすることでサービスを選びやすくなります。

2.給与計算を代行・委託する際の料金相場

給与計算の代行・委託サービスによって、従業員数や時間に応じて計算するなど料金体系はさまざまです。

料金体系別の相場は以下の通りです。

• 従業員数に応じた料金体系の場合：50名あたり月額約55,000円
• 時間に応じた料金体系の場合：1時間あたり約2,600円
• 社労士・税理士監修のサービスに委託する場合：50名あたり月額約62,000円

ここからは以下の3つのパターン別に料金相場を解説します。

• 給与計算代行の料金相場①従業員数に応じた料金体系の場合
• 給与計算代行の料金相場②時間に応じた料金体系の場合
• 給与計算代行の料金相場➂社労士・税理士に委託する場合

給与計算代行の料金相場①従業員数に応じた料金体系の場合

本記事の3章以降で紹介している、従業員数に応じた料金体系のサービスは以下の通りです。
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従業員数が50名の場合、月額料金の相場は約55,000円です。

初期費用や基本料金の有無や料金はサービスによって異なります。

給与計算代行の料金相場②時間に応じた料金体系の場合

時間に応じた料金体系の給与計算代行・委託サービスは以下の通りです。
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※本記事で紹介していないサービスも含む

平均すると1時間あたり約2,600円が相場です。

料金は20時間以上など基準があることがほとんどですが、この基準時間はサービスによって異なります。

初期費用や基本料金については記載がないため、気になる方は問い合わせが必要です。

給与計算代行の料金相場➂社労士・税理士監修のサービスに委託する場合

社会保険労務士法人や税理士法人が運営・監修しているサービスの料金体系は以下の通りです。
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従業員数が50名の場合、1か月の相場は約62,000円です。

初期費用の有無や料金はサービスによって異なりますが、基本料金はかからない傾向にあります。

3. 【大手・大企業向け】給与計算の代行・委託サービス比較3選

大企業向けのサービスは料金の記載がなく、お問い合わせが必要なケースがほとんどです。

料金が明示されているサービスを確認すると、従業員200名の場合、月額200,000円～が相場となっています。

ここでは大手・大企業向けで料金例があるサービスを3つ紹介します。

• 給与計算代サービス① RoboRoboペイロール
• 給与計算代サービス② Bulas Agent
• 給与計算代サービス③ ピタット給与

それぞれの料金体系と料金例は次の通りです。
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それでは詳細を確認していきましょう。

給与計算サービス①RoboRoboペイロール

『RoboRoboペイロール』は数万名規模の企業まで対応している給与計算代行・委託サービスです。

給与計算代行サービスに加え、便利なツールがワンセットになっています。

基本的に初期費用や月額基本料金は発生せず、従業員数に応じたシンプルな料金体系が特徴です。

たとえば、従業員数が200名の場合は、月額200,000円となります。

給与計算サービス②Bulas Agent

出典：Bulas Agent

『Bulas Agent』は数百名から1,000名以上の企業を対象としたサービスです。

基本的な給与計算だけではなく、社会保険業務や住民税の年度更新など幅広く対応しています。

ヘルプデスクサービスでは、従業員の相談窓口や情報発信を委託することも可能です。

ただし、料金体系について詳しく知りたい場合は問い合わせが必要です。

給与計算サービス➂ピタット給与

出典：ピタット給与

『ピタット給与』は、数十名から数百名規模の企業に対応しているサービスです。

給与奉行ソフトに強く、現在使用しているソフトを引き継ぐことができるため、初期費用を抑えられます。

給与計算、昇給処理、年末調整などが標準メニューとなっていますが、勤怠事務や給与明細の配信はオプションです。

料金は業務内容により異なり、詳しくはお問い合わせが必要です。

4. 【中小企業向け】給与計算の代行・委託サービス比較3選

中小企業向けのサービスの料金体系はさまざまですが、従業員数が50名の場合、月額50,000円～60,000円が相場となっています。

ここでは中小企業向けの給与計算代行・委託サービスを3つ紹介します。

• 給与計算代サービス①RoboRoboペイロール
• 給与計算代サービス②給与プロ
• 給与計算代サービス➂i-Staff

それぞれの料金体系と料金例は次の通りです。

それでは詳しく解説します。

給与計算サービス①RoboRoboペイロール

『RoboRoboペイロール』は、給与計算代行サービスに加え、「給与計算」「給与明細発行」「人事情報管理」といった便利なツールがワンセットになったサービスです。

給与計算業務を委託するだけではなく、給与計算に必要な人事情報も一元管理できます。

従業員数に応じた料金体系となっており、1人当たり月額1,000円、基本的に初期費用や月額基本料金は発生しません。

たとえば、従業員数が50名の場合は月額50,000円です。

給与計算サービス②給与プロ

出典：給与プロ

『給与プロ』は数名から数百名規模の企業に対応しているサービスです。

給与計算業務に加え、勤怠管理システムの提案や労務サポートなど、幅広い業務を委託できます。

基本料金+従業員数に応じた料金体系で、初期費用が50,000円～発生します。

オプションサービスを追加するごとに、別途基本料金と月額料金が必要です。

給与計算サービス➂i-Staff

出典：i-Staff

『i-Staff』は数十名の企業に対応している、経理業務に特化したオンラインアシスタントサービスです。

税理士事務所や経理部での勤務経験があり、日商簿記1級などの資格を持ったスタッフに、オンラインで経理業務を委託できます。

プランは3種類ありますが、給与計算が含まれるのは「PREMIUM」プランです。

1時間2,600円で41時間～業務を委託できます。

5. 【社労士・税理士が監修】給与計算の代行・委託サービス比較3選

社会保険労務士や税理士が監修している給与計算代行・委託サービスの場合、従業員50名あたりの相場は月額約62,000円です。

ここでは社労士・税理士監修の給与計算代行・委託サービスを3つ紹介します。

• 給与計算代サービス① RoboRoboペイロール
• 給与計算代サービス② 給与計算代行サービス
• 給与計算代サービス③ 給与計算アウトソーシング

それぞれの料金体系と料金例は次の通りです。
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詳しく解説します。

給与計算サービス①RoboRoboペイロール

『RoboRoboペイロール』は、社会保険労務士が監修している給与計算代行サービスです。

導入から運用までのサポート、給与計算結果の1次チェック、法改正時の即時対応など、社労士による手厚いサポートが受けられます。

料金体系は従業員1人当たり月額1,000円で、基本的に初期費用や月額基本料金は発生しません。

たとえば、従業員数が50名の場合は月額50,000円です。

給与計算サービス②給与計算代行サービス

出典：給与計算代行サービス

『給与計算代行サービス』は、フロンティア社会保険労務士法人が運営するサービスです。

給与計算だけではなく、就業規則の作成や労務コンサルティングといった労務に関する内容も幅広くサポートしています。

起業したばかりの企業、中小企業など企業の形態にあわせて適切な提案をしてもらえることが特徴です。

基本的には従業員数に応じた料金体系ですが、サービス内容によっては1社あたりの固定料金が発生します。

給与計算サービス➂給与計算アウトソーシング

出典：給与計算アウトソーシング

『給与計算アウトソーシング』は税理士法人YFPクレアが運営する給与計算代行・委託サービスです。

社会保険労務士も在籍しているため、給与計算から年末調整まで委託することができます。

営業日+従業員に応じた料金体系となっており、営業日の日数が増えるほど料金が高くなります。

基本料金や初期費用は発生しないため、リーズナブルに利用できることが特徴です。

6. 給与計算の代行・委託サービスを利用するメリット

給与計算の代行・委託サービスを利用するメリットは以下の通りです。

• コスト削減につながる
• 業務効率化につながる
• 法改正への即時対応が可能

給与計算業務を委託することで専任の担当者が不要になり、その結果、残業代が減りコスト削減につながります。

担当者の作業時間を大幅に削減できるため、コア業務に専念できるようになることも魅力です。

また、法改正時などの給与計算の変更が自動対応されます。

給与計算を代行・委託することで、コスト面だけでなく業務効率化も期待できるでしょう。

7. 給与計算の代行・委託サービスを選ぶ際の注意点

給与計算の代行・委託サービスを選ぶ際には、料金だけではなく業務範囲やサービス内容を確認することが大切です。

ここでは注意点を3つ解説します。

• 給与計算の代行の注意点①サービスによって料金体系が異なる
• 給与計算の代行の注意点②サービスによって業務範囲が異なる
• 給与計算の代行の注意点➂料金以外のポイントも確認する

給与計算の代行の注意点①サービスによって料金体系が異なる

給与計算の代行・委託サービスによって、以下のように料金体系はさまざまです。

• 従業員数に応じて
• 給与計算などの作業時間に応じて
• 固定料金　など

また、初期費用の有無やオプション料金も異なります。

サービスの相場だけではなく、自社の予算も比較して選びましょう。

給与計算の代行の注意点②サービスによって業務範囲が異なる

委託できる業務範囲はサービスごとに異なります。

「格安だから良い」というわけではないことに注意しましょう。

自社が求める業務範囲が基本業務に含まれていないと、別途オプション費用を払って委託しなければなりません。

必要な業務がオプションメニューにない場合は、他社への乗り換えを検討する必要も出てくるでしょう。

給与計算の代行の注意点➂料金以外のポイントも確認する

料金だけではなく、サービスの特徴も確認しましょう。

充実した内容や、自社の求める機能が揃ったサービスを導入することで費用対効果が高まります。

確認しておきたいポイントは以下のとおりです。

給与計算は自社の個人情報を扱う業務のため、セキュリティ体制や実績などを確認し信頼できるサービスを選びましょう。

また、サービスをすぐに導入したい場合は、運用までの流れや導入期間も把握しておきたいポイントです。

導入までの期間は3か月～4か月が一般的です。

8. コスパの良い給与計算代行・委託サービスなら「RoboRoboペイロール」がおすすめ

コストパフォーマンスの高い給与計算代行サービスを探しているなら『RoboRoboペイロール』がおすすめです。

給与計算代行に加え、給与計算業務に役立つツールを備えたサービスで、社会保険労務士が監修しています。

これまで4,000社以上の企業が導入しており、サービスの利用継続率は100％と実績が高いことが特徴です。※RoboRoboシリーズ累計実績

ここからは『RoboRoboペイロール』の料金や特徴などについて詳しく紹介します。

• RoboRoboペイロールの料金体系・相場
• RoboRoboペイロールサービスと3つのツール
• RoboRoboペイロールの5つの特徴
• RoboRoboペイロールのセキュリティ
• RoboRoboペイロール導入の流れ
• RoboRoboペイロールがおすすめの企業

RoboRoboペイロールの料金体系・相場

『RoboRoboペイロール』の料金体系は従業員数に応じて加算される仕組みです。

従業員数が200名までの場合、1人あたり月額1,000円で、初期費用や基本料金は発生しません。

月額の料金シミュレーションは以下の通りです。

『RoboRoboペイロール』はシンプルかつリーズナブルに利用できます。

RoboRoboペイロールサービスと3つのツール

『RoboRoboペイロール』は、給与計算業務を委託できるだけでなく、「給与計算」「給与明細発行」「人事情報管理」の3つのツールがワンセットになっています。

ツールを活用することで給与計算業務を効率化でき、給与計算に必要な人事情報も一元管理することが可能です。

一般的な給与管理システムではツールの利用のみに限定されているサービスが多く、初期設定や給与計算は自社で行わなくてはなりません。

そのため、うまく設定できないケースもあり、最悪の場合には計算ミスも発生します。

一方で『RoboRoboペイロール』は、給与業務以外にツールの初期設定なども委託することが可能です。

システム初期設定の負担がかからず、効率的にサービスやツールを利用できます。

RoboRoboペイロールの5つの特徴

『RoboRoboペイロール』には次の5つの特徴があります。

『RoboRoboペイロール』は社会保険労務士が監修しており、導入から運用、給与計算結果の1次チェックといったサポートを受けられます。

勤怠管理システムは変更する必要がなく（※）、アカウント情報を共有しRoboRobo管理画面に反映します。※一部対応できない勤怠管理システムを除く

また、下記のような複雑な勤務体系にも対応が可能です。

• 固定時間制：労働基準法に準じた給与計算
• 変形労働時間制：月単位・年単位の労働時間にも対応
• フレックスタイム制：従業員ごとに異なる労働時間を正確に管理
• 裁量労働制：休日出勤などの給与計算も可能

内容が充実していながらもリーズナブルに利用できることが『RoboRoboペイロール』の大きな魅力です。

RoboRoboペイロールのセキュリティ

『RoboRoboペイロール』は、ISMSに準じたセキュリティ体制をとっています。

ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）とは、セキュリティ対策の国際規格のこと。

世界的に活用されている規格に沿って情報を管理しているため、安心して給与計算業務を委託できるでしょう。

RoboRoboペイロール導入の流れ

『RoboRoboペイロール』は以下の3つのSTEPで導入します。

1. ヒアリング：専門家を交えたヒアリング
2. 給与計算テスト：過去数か月分の給与計算テスト
3. 運用開始：問題がなければ運用開始

ヒアリングでは、自社の人事規程や給与計算に必要な資料を共有します。

専門家を交えて今後の運用計画を立てていきます。

続いて、事前に共有した資料をRoboRobo管理画面に反映し、過去数か月分の給与計算のテストを行います。

問題がなければ、最短1か月とスピーディに運用を開始できます。

RoboRoboペイロールがおすすめの企業

• シンプルでリーズナブルな給与計算代行サービスを探している企業
• 専門家の監修がついた給与計算代行サービスを導入したい企業
• 人事情報管理も一元化したい企業

『RoboRoboペイロール』は初期費用と月額基本料金がかからず、従業員1人あたり月額1,000円です。

シンプルでリーズナブルな料金体系のため、コスト管理がしやすいでしょう。

また複数の顧問実績のある社会保険労務士が監修しており、法改正時には給与計算に即時反映・最新の情報が共有されます。

そのため、安心して委託できるサービスを探している企業に最適です。

給与計算に必要な人事情報も、サービスに付属しているツールで一元管理できます。

9.まとめ｜給与計算代行・委託の相場を比較してコスパの良いサービスを選ぼう

給与計算代行・委託サービスの相場は50名あたり月額50,000円～60,000円です。

ただし、委託するサービスや業務範囲、企業規模などによって料金体系が異なることに注意しましょう。

また、給与計算代行・委託サービスは格安だから良いというわけではなく、業務内容やサービスを確認することも大切です。

相場と比較しながらコストパフォーマンスの良いサービスを選びましょう。

コスパ重視の給与計算代行・委託サービスなら『RoboRoboペイロール』がおすすめです。

『RoboRoboペイロール』は社労士監修の充実したサービスでありながら、初期費用や基本料金は発生せず、1人あたり月額1,000円で利用できます。

気になる方は下記ボタンから概要をご確認ください。