「給与計算サービスってどんなものがある?」「おすすめから自社にあったものを選びたい」とお考えですか?
当記事では、給与計算サービスの選び方やおすすめを紹介するため、自社にあった予算感で業務効率アップを目指せるサービスが見つかります。
給与計算サービスを利用し、業務をアウトソーシングしたい方はぜひご覧ください。
ちなみに『RoboRoboペイロール』は、社会保険労務士が監修している給与計算ソフトです。法改正時には社会保険労務士が迅速に対応し、給与計算結果のチェックも代行いたします。
給与計算サービスを利用し、低コストで業務効率を大幅アップさせたい方は、ぜひ詳細をチェックしてください。
【監修者のご経歴】
社労士試験合格後、社労士事務所勤務を経て、ソフトバンクグループのシェアードサービス企業で給与計算業務に携わるとともに人事システムの保守・運用を担う。
その後、人事業務のアウトソーシングサービスを提供する企業の立上げに参画。主に業務構築、システム運用に従事。
その他、人事領域以外のアウトソーシング企業等での勤務も経験し2019年に独立。現在、人事システムの導入支援を中心に社労士としていくつかの顧問企業の労務面のサポートを行う。
1.給与計算サービスとは?
給与計算サービスとは、給与計算業務を効率化できるサービスのことです。
計算式が入力されている計算を自動化できるソフトを使用できたり、計算代行サービスを利用できたりします。
給与計算業務にかかる時間を減らせるので、他の利益を生み出す業務に人材を割けるようになります。そのため、生産性を高めたい方は給与計算サービスの利用がおすすめです。
サービスによって、扱っている業務範囲や企業規模が異なるので、自社にあったものを選ぶことが重要です。
2.給与計算サービスの選び方
以下3つの視点から選ぶと、自社に合った給与計算サービスを見つけられます。
選び方①利用できる規模
給与計算サービスによって対応している企業規模が異なります。たとえば、大企業の場合には膨大なデータ処理を高速で行えるシステムでなければいけません。
規模によってはそもそも対応しておらず利用できないサービスもありますし、利用できても使用感に満足できないケースもあります。
まずは自社の利用規模に適したサービスをピックアップし、その中からさらに自社に合うものを絞り込んでみてください。
選び方②効率化できる業務範囲
サービスによって取り扱っている業務範囲が異なります。給与計算に特化しているものもあれば、年末調整や勤怠管理も行えるものなどさまざまです。
対応している業務範囲が広いほど効率化を図りやすいですが、利用料金が高額になりやすいです。
自社が効率化したい業務をカバーできる予算感に合うサービスを探してみてください。
選び方③コスト
給与計算サービスは料金体系が異なります。1名あたりの月額課金制や買い切りタイプのものなどがあります。
また、初期費用や導入サポート費用・オプション料金がかかるものもあるため、事前に見積もりを取ることが重要です。
給与計算サービスの料金体系や相場については、以下の記事で解説しているのでこちらも参考にしてください。
3. 業務をアウトソーシングしよう!おすすめ給与計算サービス
おすすめな給与計算サービス5つを比較した結果は以下の通りです。
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サービスの強み | 利用規模 | 業務範囲 | 料金 | |
RoboRoboペイロール | 社会保険労務士による計算結果 チェック代行 |
50〜1,000名 (49名以下・200名以上は要相談) |
人事情報管理・勤怠データ集計・給与計算・ 賞与計算・税金計算・給与明細・ 計算結果チェック代行・年末調整 |
・初期費用:無料 ・1名月額1,000円 |
ジョブカン給与計算 | シリーズで利用するとお得 | 中小企業 | 給与計算・賞与計算・給与明細・源泉徴収票 | ・1人400円/月〜 ・5名までは無料 ・初期費用は要問い合わせ |
給料らくだ・ かるがるできる給料 |
ランニングコストが抑えられる | 〜20名向け | 給与計算・賞与計算・給与明細 | 買い切り4,180円 (法改正対応は別途料金) |
ペイロール | 従業員の対応をしてくれる | 大企業向け (1,000名以上がメインユーザー) |
給与計算・賞与計算・給与明細・従業員対応 | 要問い合わせ |
HELP YOU | バックオフィス業務をまとめて 依頼できる |
問わない | 経理(給与計算)・総務・人事採用・ 営業サポート・ECサイト・マーケティング |
・チームプラン10万円/月(30時間) ・1名専属プラン15万(60時間) ・ロボットプラン3万円〜/月 不明 |
それぞれのサービスの強みは以下の通りです
- 社会保険労務士による計算結果チェック代行
- シリーズで利用するとお得
- ランニングコストが抑えられる
- 従業員の対応をしてくれる
- バックオフィス業務をまとめて依頼できる
社会保険労務士は給与計算を専門に扱っている職業です。法律に則ってミスなく計算するためにも、社会保険労務士が給与計算業務に関わることが望ましいです。
しかし、顧問契約をすると料金が高額になりがちです。
『RoboRoboペイロール』なら、社会保険労務士が監修しており、給与計算結果チェックの代行サービスも受けられます。自社で顧問契約するよりリーズナブルに専門家の力を借りられるのが大きなメリットです。
また、シリーズ利用をすると他のバックオフィス系の業務も効率化できます。同じシリーズは使用感も似ているため、操作性に迷うことがないですし、それぞれのツールの連携がスムーズです。
シリーズでの利用をしたい方は、ジョブカン給与計算がおすすめです。
給与計算サービスを利用するランニングコストは、会社が存続する限り常に払い続けることになります。少しのコストの差でも長い目で見ると大きく差が開くため、機能面で問題がないのであればコストが抑えられるサービスを選ぶのがおすすめです。
ランニングコストを抑えたい方は、買い切りタイプの給料楽だ・かるがるできる給料が適しています。
給与については「給与額が異なる」などと、従業員からの問い合わせが来る場合があります。問い合わせには個別の対応が必要なので、従業員数が多いとそれだけでかなりの負担になります。
従業員対応も外部委託したい方は、ペイロールの利用がおすすめです。
給与計算だけでなくバックオフィス系の業務は、外部に委託することで効率化できます。1つのサービスで複数のバックオフィス系業務を効率化すれば、情報が分散しないので管理が容易です。
バックオフィス系の業務をまとめて効率化したい方は、HElP YOUの利用を検討してみてください。
①RoboRoboペイロール
『RoboRoboペイロール』は、社会保険労務士が監修しており、計算結果のチェック代行も受けられる給与計算サービスです。
50〜1,000名と幅広い規模で利用可能で、複雑な給与体系や独自手当などにも対応しています。ネット上で手軽に利用できるクラウド型のサービスです。
現在お使いの勤怠管理システムと連携でき、乗り換えの手間もなく集計作業も自動化できるのが魅力です。無料トライアルも実施しているので、興味がある方はまずはお問い合わせください。
特徴 | 利用規模 | 業務範囲 | 料金 |
社会保険労務士による 計算結果チェック代行 |
50〜1,000名 (49名以下・200名以上は要相談) |
人事情報管理・勤怠データ集計・給与計算 ・賞与計算・税金計算・給与明細・ 計算結果チェック代行・年末調整 |
・初期費用:無料 ・1名月額1,000円 |
②ジョブカン給与計算
ジョブカン給与計算は、シリーズで利用するとバックオフィス業務をお得に効率化できます。勤怠管理や労務管理・経費精算などができるツールが連携可能です。
また、5名までは無料で使用できるため、個人や小規模での利用に適しています。
メモやToDoリスト機能もあるため、タスクが多くてもやり忘れが発生する心配がありません。
特徴 | 利用規模 | 業務範囲 | 料金 |
シリーズで利用するとお得 | 中小企業 (500名以上は問い合わせ) |
給与計算・賞与計算・ 給与明細・源泉徴収票 |
・1人400円/月〜 ・5名までは無料 ・初期費用は要問い合わせ |
③給料らくだ・かるがるできる給料
給料らくだ・かるがるできる給料は、買い切りタイプの給与計算ソフトです。一度購入してしまえば、月額費用はかからないのでランニングコストを抑えたい方に向いています。
ソフトはパソコンにインストールして使用する形です。他のパソコンからはアクセスできないため、リモートワークなどには適さないでしょう。
その代わり、他のデバイスからアクセスできないため、セキュリティ面ではメリットがあります。
特徴 | 利用規模 | 業務範囲 | 料金 |
ランニングコストが抑えられる | 〜20名向け | 給与計算・賞与計算・給与明細 | 買い切り4,180円 (法改正対応は別途料金) |
④ペイロール
引用:ペイロール
ペイロールは従業員の対応まで行ってくれる給与計算サービスです。給与に関する従業員からの問い合わせ対応を自社でする必要がなくなるため、業務効率を大幅アップできます。
また、スマートフォンやタブレット端末でも利用可能なので、外出先でも操作したい場合におすすめです。
日本語と英語に対応しており、海外に支店がある大企業での利用にも適しています。
特徴 | 利用規模 | 業務範囲 | 料金 |
従業員の対応をしてくれる | 大企業向け (1,000名以上がメインユーザー) |
給与計算・賞与計算・ 給与明細・従業員対応 |
要問い合わせ |
⑤HELP YOU
引用:HELP YOU
HELP YOUはバックオフィス業務全般をアウトソースできるサービスです。
給与計算だけでなく、経理業務全体や人事採用・営業サポートなどを受けられます。そのほかの業務も効率化したい方におすすめです。
また、料金プランは月あたりの稼働時間で決まります。そのため、年に一度発生する住民税の更新作業なども追加依頼できるのが魅力です。
特徴 | 利用規模 | 業務範囲 | 料金 |
バックオフィス業務を まとめて依頼できる |
問わない | 経理(給与計算)・総務・ 人事採用・営業サポート・ ECサイト・マーケティング |
・チームプラン10万円/月(30時間) ・1名専属プラン15万(60時間) ・ロボットプラン3万円〜/月 不明 |
4.給与計算サービスを利用するメリット
給与計算サービスを利用するメリットとして、以下3つが挙げられます。
①生産性が向上する
給与計算サービスを利用すると生産性の向上が期待できます。計算が自動的に行われ、手入力の手間がなくなり業務効率が大幅にアップするからです。
給与計算業務が効率よく進められるので、他業務により多くの時間を割けるようになります。中核事業に時間を割くようにすれば、生み出せる利益も大きくなるでしょう。
②法改正への対応が楽になる
法改正に対応している給与計算サービスを利用すれば、計算式の修正などの手間を省けます。
また、常に法律に則った計算式を使えるため、法律違反になるリスクを軽減できます。
ただし、サービスによっては自身で法改正への対応が必要なケースもあるので注意が必要です。たとえば、ソフトのアップデート作業が必要であったり、追加料金がかかったりする場合があります。
③人材リソースに余裕ができる
給与計算業務の効率化により、他の業務に人材リソースを割けるようになります。とくに、他業務と給与計業務を兼任している場合、担当者は本来の業務に集中しやすくなるでしょう。
また、担当者は兼任によるプレッシャーが和らぐため、離職率の軽減効果も期待できます。給与計算担当者の離職に悩んでいる場合や、人手不足を感じている場合には、給与計算サービスの利用がおすすめです。
5.給与計算サービスを利用するデメリット
給与計算サービスを利用するデメリットは以下3つがあります。対策方法も紹介するため、事前に把握してみてください。
①情報漏洩リスクがある
給与計算に必要な人事情報を社外に提供するため、情報漏洩リスクがあります。サービス提供者のセキュリティ対策が十分でないと、社外に従業員の情報が漏れてしまいます。
通信データの暗号化や、信頼性の高い国際規格への適応などを取り入れているサービスを選んで対策してみてください。
②ノウハウが自社に残らない
給与計算サービスを使うと法的知識がなくとも業務を進められるため、ノウハウが自社に残らなくなります。
ノウハウがなくなると自社で業務ができなくなり、給与計算サービスの継続的な利用が求められます。
何らかの理由で利用中のサービスが使えなくなった場合には、すぐに次に利用するサービスを探さなければいけません。実績が豊富で、継続的な利用が見込める信頼あるサービスを選んで対策しておきましょう。
③ある程度の業務は残る
給与計算サービスを利用しても、自社での業務も残ります。たとえば、計算結果が正しいかどうかをチェックしたり、勤怠データを集計したりなどです。
業務量を徹底して減らしたい場合には、代行してもらえるサービスを選ぶのがおすすめです。
6.給与計算のやり方
給与計算を行うには、以下のステップが必要です。
- 勤怠締めを行い労働時間を集計する
- 基本給や手当など総支給額を計算する
- 社会保険料(健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険)を計算する
- 住民税と所得税を計算する
- 計算ミスがないかチェックする
- 差引支給額を計算し振込を行う
- 社会保険料や税金を納付する
給与計算は工数が多く、法律的な知識も必要な業務です。最新の法律を確認して計算式を設定し、計算を行わなければいけません。
とくに計算結果に間違いがないかを確認する作業は、時間だけでなく心理的な負担もかかります。
これらの手間や担当者の負担を減らしたい場合には、給与計算サービスの利用がおすすめです。
7.まとめ
給与計算サービスを利用すると業務効率アップやコスト削減効果を得られます。給与計算業務に時間を取られ過ぎている場合や、コストを削減して利益を最大化したい場合には導入するのがおすすめです。
給与計算をしたい従業員数や利用したい機能から、気に入るものを選んでいきましょう。
給与計算サービスの中には、無料トライアルを実施しているものもあります。
「給与計算サービスを使うと本当に業務効率が上がるのか?」と疑問を感じている方は、無料トライアルを活用してコストをかけずに試してみてください。
8.給与計算サービスについてよくある質問
給与計算サービスについてよくある質問5つに回答します。
Q1.給与計算サービスとは?
給与計算サービスは、給与計算を自動的に行ってくれるソフトを利用できたり、業務をアウトソーシングできたりするサービスです。給与計算を外部委託することで自社の負担が減ります。他の業務に力を入れていきたい場合や、担当者の負担を減らして離職率を下げたい場合は、導入するのがおすすめです。
詳細を知りたい方はこちらから確認してください。
Q2.給与計算サービスの選び方は?
以下3つの視点から考えると、自社に合う給与計算サービスを見つけられます。
これらの視点から考えないと、サービスを選んでもそもそも利用できなかったり、思うように効率化できなかったりするので注意してください。
詳しい内容については、こちらから確認できます。
Q3.おすすめの給与計算サービスは?
コスパよく給与計算業務を効率化できる『RoboRoboペイロール』がおすすめです。『RoboRoboペイロール』なら、複雑な給与体系と法改正に対応した給与計算ソフトと、社会保険労務士による計算結果チェック代行を利用できるからです。
専門家による代行サービスは料金が高額になりやすいです。しかし、計算を自動化するソフトとの組み合わせにより、初期費用無料・1名あたり月額1,000円で利用できます。
また、給与計算ソフトは専門家である社会保険労務士が監修しており、法改正時の対応も行います。常に最新の法律に則ったミスのない給与計算が可能です。導入を検討される方は、以下より詳細を確認してください。
Q4.給与計算サービスを利用するメリットは?
給与計算サービスを利用すると、以下3つのメリットを得られます。
以上のメリットに魅力を感じるなら、給与計算サービスの利用がおすすめです。それぞれについて詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
Q5.給与計算のやり方は?
給与計算は以下の手順で行います。
- 勤怠締めを行い労働時間を集計する
- 基本給や手当など総支給額を計算する
- 社会保険料(健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険)を計算する
- 住民税と所得税を計算する
- 計算ミスがないかチェックする
- 差引支給額を計算し振込を行う
- 社会保険料や税金を納付する
ミスなく正確な計算をするには、法律に関する知識と複雑な計算式を扱うスキルが必要です。法律は改正が行われることもあるため、常に最新情報をチェックする手間もかかります。
これらの知識やスキルをもった人材を採用したり、育成したりするのは時間もコストもかかるものです。
手間なく正確な給与計算をしたいなら『RoboRoboペイロール』がおすすめです。給与計算に関わる法律を専門的に扱う社会保険労務士が監修しており、法改正にも迅速に対応してもらえます。
初期費用は無料で、利用にかかる料金は1名あたり月1,000円のみです。人数による課金なので、退職などによって人数が変動しても無駄なコストが発生しません。
利用したことがない方については、無料トライアルも可能です。コストをかけずに使用感を確かめられます。まずは無料トライアルでどの程度、業務効率が上がるのかを体験してみてください。