『Salazy』を検討している場合「Salazyの特徴が知りたい」「クチコミ・評判が気になる」とお考えの方もいるでしょう。
『Salazy』は、給与計算業務から人事・労務業務まで幅広く対応しているBPOサービスです。
『Salazy』のクチコミには「担当者がコア業務に専念できるようになった」「給与計算フローの見直しによりミスが減った」など、サービス内容を評価する声があります。
一方で「運用開始までに時間がかかる」「社内に業務のノウハウが蓄積されない」という指摘も見られるため、導入前に詳細を確認しておくと安心です。
本記事では『Salazy』の特徴やクチコミ・評判について解説したうえで、給与計算代行サービス『RoboRoboペイロール』と比較していきます。
比較内容から知りたい方は「3. SalazyとRoboRoboペイロールを徹底比較」をご覧ください。
1.Salazyの特徴・料金・導入の流れは?
『Salazy』は給与計算業務をはじめ、人事・労務業務まで幅広く委託できるBPOサービスです。
ここでは『Salazy』について詳しく解説します。
Salazyの運営会社はシティコンピュータ株式会社
『Salazy』の運営会社は「シティコンピュータ株式会社」です。
会社名 | シティコンピュータ株式会社 |
代表者名(代表取締役社長) | 川原 雅友 |
設立年 | 1989年 |
資本金 | 3千万円 |
公式サイトURL | https://cck.co.jp/ |
「シティコンピュータ株式会社」は和歌山県の本社を中心に、日本だけでなく海外にも拠点を持つグローバル企業です。
給与計算代行や人材派遣といったサポート業務や、WEBサイト・ノベルティの制作業務など幅広いサービスを展開しています。
Salazyの3つの特徴
引用:Salazy
ここからは『Salazy』の3つの特徴を詳しく解説します。
順番にお読みください。
Salazyの特徴①給与計算だけでなく人事業務も幅広く対応可能
『Salazy』に委託できる業務内容は以下の通りです。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
委託できる業務 | 業務範囲 | 特徴 |
給与・賞与計算 | ・給与・賞与計算 ・仕訳処理 ・振込データ作成 ・昇格、昇給計算 ・給与明細Web発行 ・住民税年度更新 | ・慎重かつスピーディな対応 ・企業独自の賃金規定や就業規則にあわせた運用が可能 |
勤怠管理 | ・申請対応 ・締め処理 ・勤怠マスタ登録 | ・勤怠システムの入力、有給 休暇の申請や残日数などの管理 |
年末調整 | ・配布、回収、問い合わせ対応 ・データ入力 ・源泉徴収票発行 | ・Web年末調整の導入で業務効率化を促進 |
社会保険業務 | ・資格取得処理 ・算定、月変 ・労働保険年度更新 ・各種変更届 ・資格喪失処理 | ・社労士事務所との提携 ・労務相談や就業規則の整備も可能 |
福利厚生業務 | ・財形貯蓄処理 ・団体生保、損保処理 | ・福利厚生の提案から管理、運用まで一括で委託可能 |
人事業務 | ・入社処理 ・身上申請処理 ・人事異動処理 ・契約変更更新 ・組織情報管理 ・休職、退職処理 ・昇格、昇給処理 ・退職金計算 ・退職金計算 ・退職処理 | ・従業員の変化に即時対応し、最新の人事データを維持 |
申請受付 | ・申請書受付 ・問い合わせ対応 | ・従業員の問い合わせの受付や回答、報告などに対応 |
その他 | ・各種資料作成 ・法改正対応 ・通勤費管理 | ・その他付随する業務にも対応 |
引用:Salazy
『Salazy』に委託できる業務範囲は、給与計算業務をはじめ年末調整や社会保険業務、人事業務など多岐にわたります。
企業の状況や規則にあわせて、委託したい業務をカスタマイズすることが可能です。
煩雑な業務を一括して委託することで、担当者がコア業務に専念できるようになります。
Salazyの特徴②コストの削減が可能
『Salazy』の人事、給与、勤怠システムへの乗り換えや、給与計算業務の委託により人件費を減らせるため、結果としてコスト削減を期待できます。
また、給与計算業務のシステム化によりペーパーレス化にもつながるため、紙へかかる費用も減らせるでしょう。
Salazyの特徴➂業務改善へ向けたコンサルティングを受けられる
『Salazy』は社労士事務所との連携があり、労務相談やコンサルティングが受けられます。
第三者の意見を聞きながら給与計算業務のルールや賃金規定などを見直すことで、業務効率化やコスト削減につながります。
Salazyの料金詳細は要問い合わせ
『Salazy』は企業のコスト削減ができることを強みとしていますが、料金体系は公表されていません。
公式サイトでは無料で料金シミュレーションが可能なため、専用フォームに企業情報などを入力したうえで確認してみましょう。
Salazyの導入の流れは5STEP・平均3か月
『Salazy』の導入の流れは以下の5STEPです。
- 分析(約2週間):ヒアリングやモニタリング後に現状の業務分析
- 業務設計(約2週間):仕様書の作成と業務設計
- システム設計(約1か月~2か月):業務設計に則したシステム設定、データ移行
- 並行運用(約2週間):新システムと現行システムの並行運用、動作検証
- アウトソーシング開始:問題がなければ運用開始
運用開始までの期間は平均3か月です。
ただし、委託したい内容などによって運用期間や工数が異なることに注意しましょう。
2.Salazyの評判・クチコミは?
『Salazy』には、サービスの内容に高評価が寄せられている一方で、導入期間の長さや社内ノウハウが蓄積されないことについて指摘する声も見られます。
ここからは『Salazy』の評判・クチコミを以下の2つのカテゴリーに分けて紹介します。
Salazyの良い評判・クチコミ
『Salazy』の良い評判・クチコミは以下の通りです。
- 委託したい業務をカスタマイズできる
- 担当者がコア業務に専念できるようになった
- 給与計算フローの見直しによりミスが減った
詳しく解説します。
委託したい業務をカスタマイズできる
半導体系・中小企業・経理部長
機能性:
操作性:
安定性:
軽快性:
サポート:
説明書:
担当者がコア業務に専念できるようになった
サービス系・大企業・人事部長
機能性:
操作性:
安定性:
軽快性:
サポート:
説明書:
コメント
給与計算業務や人事・労務業務を委託できたことで、担当者がコア業務に専念できています。導入前と比べて残業を減らせたため、人件費の削減にもつながりました。
給与計算フローの見直しによりミスが減った
IT系・中小企業・経理係長
機能性:
操作性:
安定性:
軽快性:
サポート:
説明書:
コメント
自社の給与規定や給与計算フローを見直してもらえました。導入前よりも業務のミスが減り助かっています。
『Salazy』には、委託したい業務をカスタマイズできる、規定・ルールを見直してもらえるなど、サービスの内容を評価する声があります。
サービスを導入したことで業務効率化やコスト削減につながったと実感する方もいるようです。
Salazyの悪い評判・クチコミ
『Salazy』の悪い評判・クチコミは以下の通りです。
- 運用開始までに時間がかかる
- 導入までの社内外調整が忙しかった
- 社内に業務のノウハウが蓄積されない
詳しい内容を見ていきましょう。
運用開始までに時間がかかる
流通系・大企業・人事部長
機能性:
操作性:
安定性:
軽快性:
サポート:
説明書:
コメント
本稼働までに3か月ほどの期間がかかります。丁寧ではありますが工数が多く、特にシステム設計に時間がかかった印象です。
導入までの社内外調整が忙しかった
IT系・中小企業・経理係長
機能性:
操作性:
安定性:
軽快性:
サポート:
説明書:
コメント
導入までに何度も打ち合わせがあり、一次的ではありますが業務負担が増えました。また、業務をまとめて委託するにあたって、これまで担当していた社員の配置転換も必要です。導入前には、社内外の調整期間を含めたスケジュールを立てた方がいいと思います。
社内に業務のノウハウが蓄積されない
サービス系・中小企業・経理係長
機能性:
操作性:
安定性:
軽快性:
サポート:
説明書:
コメント
幅広い業務を委託できたことで、人件費の削減につながりました。ただ、最初から分かっていたことではありますが、社内に業務のノウハウは蓄積されません。ノウハウも蓄積したいのであれば、委託する業務を絞ったほうがいいです。
『Salazy』には、運用開始までに平均3か月かかり、一次的に調整業務が忙しくなる点を指摘する声が見られました。
また、業務を丸ごと委託できる分、社内にノウハウが蓄積されなくなることを課題だと感じる方もいるようです。
3. SalazyとRoboRoboペイロールを徹底比較
『Salazy』と給与計算業務代行サービスの『RoboRoboペイロール』を比較した結果は以下の通りです。
←スマホの方は左右にスクロールできます→
比較項目 | Salazy | RoboRoboペイロール |
特徴 | ・企業独自の賃金規則などに対応した給与計算の実施 ・賃金規則やルールなど、給与計算業務をプロセスから見直すことが可能 ・給与計算業務から人事・労務まで幅広い業務を委託できる ・社労士事務所と連携 | ・企業独自の賃金規定や複雑な勤務体系に対応した給与計算の実施 ・給与計算には既存の勤怠管理システムを活用可 ・給与計算に便利な3つのツールがワンセット ・社会保険労務士が監修、フルサポート |
対象人数・企業規模 | ・数百名 ・中規模企業、大企業向け | ・数名~数万名 ・中小企業、大手・大企業向け |
委託できる業務範囲 | ・給与、賞与計算 ・勤怠管理 ・年末調整 ・社会保険業務 ・福利厚生業務 ・人事業務 ・申請受付 ・その他 | ・勤怠データ自動取込み ・給与計算 ・給与計算の一次チェック ・給与明細の反映 ・年末調整(オプション) |
導入できるツール | ー | ・給与計算ツール ・給与明細発行ツール ・人事情報管理ツール |
サポート | ・社労士事務所と提携 | ・社会保険労務士によるサポート ・専門スタッフによるサポート |
料金体系 | ・問い合わせが必要 | ・初期費用:無料 ・基本料金:無料 ・1人あたり月額:1,000円 ※200名までの場合 |
導入までの期間 | ・平均3か月 | ・最短1か月 |
『Salazy』と『RoboRoboペイロール』の主な違いは、対象人数や委託できる業務範囲、導入までの期間です。
『Salazy』は従業員数が数百名規模の企業を対象に、給与計算業務から人事・労務業務まで幅広い代行サービスを提供しています。
各業務を一括して委託できるため業務効率化やコスト削減につながる反面、社内にノウハウが蓄積されづらい傾向です。
また、給与計算業務の改善提案を強みとしていることから、本稼働までには平均3か月の期間がかかります。
『RoboRoboペイロール』は数名から数万名向けの給与計算代行サービスです。
『Salazy』と比較すると委託できる業務範囲が少ない一方で、社内に業務のノウハウを蓄積しながら業務効率化を実現できることが魅力です。
企業規模によって異なりますが、『RoboRoboペイロール』は最短1か月で運用を開始できるため、早急に業務改善をしたい企業に適しています。
4.RoboRoboペイロールは数名から数万名の給与計算業務を最短1か月で委託可能!
『RoboRoboペイロール』は、数名から数万名の給与計算業務を最短1か月で委託できるサービスです。
社会保険労務士が監修しているため高品質で、導入企業は4,000社以上、サービス利用継続率が100%の実績があります。
ここからは『RoboRoboペイロール』の特徴を詳しく解説します。
RoboRoboペイロール導入の流れは3STEP・最短1か月で運用開始
『RoboRoboペイロール』は以下の3STEPで導入できます。
- ヒアリング:必要なドキュメントの共有と運用計画の立案
- 給与計算テスト:システム連携と過去数か月分の給与計算テスト
- 運用開始:テストに問題がなければ運用開始
STEP1のヒアリングでは、給与計算に必要な人事規定などのドキュメントを共有し、専門家とともに今後の運用計画を立てていきます。
続いて、RoboRobo管理画面へヒアリング内容の反映、勤怠管理システムを連携し、過去数か月分の給与計算のテストを行います。
テストの結果に問題がなければ、最短1か月で運用開始が可能です。
RoboRoboペイロールのサービスと便利な機能
『RoboRoboペイロール』に委託できる業務は以下の通りです。
- 勤怠データの自動取込み:既存の勤怠管理システムを利用可能(※)
- 給与計算:労働基準法に準じた給与計算、法改正にも即時対応
- 給与計算結果の1次チェック:社会保険労務士による高品質なチェック
- 給与明細の反映:RoboRobo管理画面から簡単に発行
- 年末調整:オプションで委託が可能
(※)一部対応できない勤怠管理システムを除く
また、『RoboRoboペイロール』には以下の3つのツールがセットになっています。
- 給与計算ツール:正確な給与計算をサポート
- 給与明細発行ツール:給与明細をメール、PDF、印刷発行
- 人事情報管理ツール:最新の従業員情報を管理
給与計算に必要な情報をRoboRoboの管理画面上で一元管理できます。
また、一般的な給与計算代行サービスとは異なり、『RoboRoboペイロール』ではツールの初期設定も委託できるため、担当者の負担がなく効率的に運用を開始することが可能です。
RoboRoboペイロールはシンプルでリーズナブルな料金体系
『RoboRoboペイロール』の利用料金は200名までの企業の場合、1人あたり月額1,000円です。
給与計算代行サービスと3つのツールを個別に契約した場合、相場は2,300円~3,300円ですが、『RoboRoboペイロール』では半額以下でお得に利用できます。
初期費用や月額基本料金は発生せず、従業員数に応じたシンプルな料金体系のため、毎月のコスト管理も容易になるでしょう。
5.まとめ|特徴を比較し自社に適した給与計算代行サービスを導入しよう
『Salazy』は給与計算業務から人事・労務業務をカスタマイズして委託できるサービスです。
業務改善提案を得意としており、自社の給与計算業務を根本から見直すことができます。
『Salazy』には「担当者がコア業務に専念できるようになった」「給与計算フローの見直しによりミスが減った」などの良い評判があります。
その反面「運用開始までに時間がかかる」「社内に業務のノウハウが蓄積されない」といった声も見られました。
給与計算代行サービスをスピーディに導入したい企業には、最短1か月で運用を開始できる『RoboRoboペイロール』がおすすめです。
『RoboRoboペイロール』は社内に業務のノウハウを蓄積しながら、担当者の作業時間を最大90%削減でき、業務効率化につながります。
給与計算代行サービスを検討している場合は、サービスの特徴を比較しながら、自社の目的に適したものを選びましょう。
本記事でご紹介した『RoboRoboペイロール』が気になる方は、ぜひ下記ボタンから詳細をご確認ください。
6.Salazyに関するよくある質問
最後に『Salazy』に関するよくある質問にお答えします。
- Q1.Salazyはどのようなサービスですか?
- Q2.Salazyにはどのような評判口コミがありますか?
- Q3.SalazyとRoboRoboペイロールの違いは何ですか?
- Q4.RoboRoboペイロールはどのようなサービスですか?
順にお読みください。
Q1.Salazyはどのようなサービスですか?
『Salazy』は給与計算業務だけではなく、人事業務や社会保険業務まで幅広く委託できる、創業30年以上のBPOサービスです。
給与計算業務の見直しやコンサルティングを得意としており、導入後の業務効率化やコスト削減を実現しています。
より詳しい内容について「1.Salazyの特徴・料金・導入の流れは?」をご覧ください。
Q2.Salazyにはどのような評判・クチコミがありますか?
『Salazy』の評判・クチコミは以下の通りです。
<Salazyの良い評判・クチコミ>
- 委託したい業務をカスタマイズできる
- 担当者がコア業務に専念できるようになった
- 給与計算フローの見直しによりミスが減った
<Salazyの悪い評判・クチコミ>
- 運用開始までに時間がかかる
- 導入までの社内外調整が忙しかった
- 社内に業務のノウハウが蓄積されない
詳しくは「2.Salazyの評判・クチコミは?」で解説しています。
Q3.SalazyとRoboRoboペイロールの違いは何ですか?
『Salazy』と『RoboRoboペイロール』の主な違いは、委託できる業務範囲や導入期間です。
『Salazy』は給与計算業務から人事業務まで幅広く委託できますが、本稼働までには平均3か月の準備期間がかかります。
『RoboRoboペイロール』は『Salazy』と比べて委託できる業務が少なくなっていますが、最短1か月で導入でき、社内にノウハウを蓄積しながら業務効率化を目指せることが魅力です。
詳細については「3. SalazyとRoboRoboペイロールを徹底比較」をご覧ください。
Q4.RoboRoboペイロールはどのようなサービスですか?
『RoboRoboペイロール』は、数名から数万名規模の給与計算業務を最短1か月で委託できるサービスです。
社会保険労務士が監修しており、給与計算の1次チェックや最新の法改正対応など、クオリティの高いサポートが受けられます。
給与計算を効率化できる3つのツールがついていながら、初期費用や基本料金は発生せず、1人あたり月額1,000円とリーズナブルな料金体系です。
詳しくは「4.RoboRoboペイロールは数名から数万名の給与計算業務を最短1か月で委託可能!」で解説しています。
コメント
さまざまな代行サービスの中から、委託したい業務をカスタマイズできました。また、自社独自のルールにあわせて給与計算してもらえることにも満足しています。